木造戸建なら、あらわし梁とあらわし柱を採用すべき3つの理由

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事では、簡易防音室の掃き出し窓を二重サッシにした効果について紹介しました。

第188回目の記事となる今回は、木造にするならあらわし梁&柱を絶対に採用すべきと考える3つの理由を書きたいと思います。

我が家の半あらわし梁&あらわし柱(積水ハウスのシャーウッド)

あらわし梁やあらわし柱とは、通常なら天井や壁に隠れている木造住宅の構造部分の梁や柱をあえて見せることです。

木造である積水ハウスのシャーウッドで家を建てた我が家も、あらわし梁&柱を採用しました。

まずは、天井のあらわし梁がこちら↓

我が家のあらわし梁は、梁の上半分くらいは天井に隠れていて、全体が見えているわけではないので「半」あらわし梁となります。

そして、あらわし柱がこちら↓

写真に全体が収まりきっていませんが、床から天井までなので2.5m近い柱になります。

それでは、実際にシャーウッドに1年間住んで感じた、あらわし梁&柱を絶対に採用すべきと考える理由を紹介していきます。

理由① 木造ならではの温かみを感じる家になる

鉄骨ではなく木造を選んだ施主さんの多くは、「木の温かみ」というのをポイントに挙げているのではないでしょうか。

実際、シャーウッドの建築途中に現場見学していたときは、“木造感”が半端なかったです↓

しかし、実際に家が完成していくにつれ、基本的にこれらの構造部分はすべて天井や壁の中に隠れて見えなくなっていきます。

そのため、せっかく木造で建てても、完成後に見ると木造なのか鉄骨なのかよくわからない、というような状態となってしまいがちです。

その点、あらわし梁&柱を採用すれば、木造ならではの構造部分が見える形になるので、鉄骨にはない「木の温かみ」を感じながら住むことができます。

理由② 天井が高くなることで開放感があり、部屋が広くみえる

天井の梁を見せるためには、その分だけ天井を高くすることになります。

実際、我が家の半あらわし梁でも、その部分の天井が約20㎝高くなっています↓

積水ハウスシャーウッドのの天井高は2.5mなので、半あらわし梁部分は約2.7mとなります。

天井に凹凸ができることで開放感がプラスされ、部屋全体を広く見せる効果を生んでいます。

我が家はメインのリビングに半あらわし梁を採用していますが、本当に気持ちの良い空間となっています。

理由③ 家のアクセントとなり、お洒落にみえる

我が家は、家全体をシンプル&モダンテイストにしたいので、あまりごちゃごちゃと物を置かず、かなりスッキリとまとめています。

そのような中で、この半あらわし梁とあらわし柱がアクセントとなってくれているおかげで、インテリア性が高まっているように感じています。

内装の壁や巾木、窓枠、ドアなどもすべて白で揃えているのですが、そのような中でこのあらわし梁&柱の濃い木の色が良い存在感を出してくれています。

ちなみに、あらわし梁とあらわし柱の色は揃えた方が、統一感がでるのでお勧めです。

あらわし梁やあらわし柱にかかる費用はどのくらい?

このように大きなメリットを感じているあらわし梁とあらわし柱ですが、意外に費用が安いことも大きなポイントです。

基本的には既存の構造部分の梁や柱を活かしているだけなので、特別な料金はかかりません。

かかる費用としては、梁や柱の「塗装料」がメインとなります。
大工さんが現場で施主が希望した色に塗装していくらしいので、その施工費用ですね。

我が家の積水ハウスの例でいうと、塗装料の大体の目安としては、1mで1万円くらいとなるようです。

つまり、長さ2mの梁を5本天井に見せるのであれば、1万円×2m×5本で、10万円くらいかかります。
※梁や柱の太さによっても料金は変わるのであくまでも目安としてください。 

採用するメリットに比べると、コスパは良いのではないでしょうか。



ということで今回は、あらわし梁とあらわし柱について紹介しました。

木造を考えている施主さんは、ぜひ検討してみてください。

少しでも参考になれば幸いです。


それでは皆様、またね、またね、またね!

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