皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。
前回のこちらの記事では、我が家の太陽光発電の1年間の実績について紹介しました。
第182回目の記事となる今回は、我が家のエネファームの1年間の発電実績を公開します。
我が家は、パナソニック製のエネファームを設置
我が家は、家を建てた2020年に、積水ハウス経由でパナソニック製のエネファームを設置しました。
こちらです↓
※パナソニックHPより転載
サイズはかなり大きく、高さ165㎝、幅110㎝、奥行40㎝ほどもあります。
エネファームについてざっくり説明すると、ガスを燃料にして自宅で発電してくれるうえに、発電のときに出る熱を利用してお湯もつくってくれるシステムのことです。
発電とお湯沸かしはセットとなるので、エネファームのタンクにお湯が満タンになっていて、それ以上お湯をつくることができないときには発電されません。
パナソニック製のエネファームはサイズが大きい分、お湯を貯めるタンクも大容量なので、ガンガンお湯を使う家庭では効率よく発電してくれることになります。
夫婦2人暮らしのエネファーム年間発電量&月別発電量を公開!
それでは、夫婦2人暮らしである我が家では、エネファームはどのくらい発電してくれたのでしょうか?
入居(設置)から1年間経ちましたので、公開したいと思います。
まず、年間発電量ですが、
1850kW/年間となりました。
1kWあたりの電気料金を税込27円(全国家庭電気製品公正取引協議会「電気料金新目安単価」より)と仮定すると、年間49,950円、つまり約5万円分の電気を節約できたことになります。
次に、月別の発電量ですが、
2020年7月 90kW
2020年8月 100kW
2020年9月 98kW
2020年10月 135kW
2020年11月 150kW
2020年12月 210kW
2021年1月 230kW
2021年2月 210kW
2021年3月 200kW
2021年4月 170kW
2021年5月 145kW
2021年6月 105kW
となりました。
夫婦2人暮らしの場合、エネファームの発電量は期待できない
年間49,950円の節約と聞くと、なんとなく凄いように思えてしまいますが、正直我が家の発電量はかなり少なめと言えます。
やはりその原因は、夫婦2人暮らしではお湯を使う量が限られるからです。
タンクいっぱいにお湯が残っていては発電しないエネファームにとって、これは致命的です…。
上記の月別の発電量を見ても、冬場は月200kWを超える発電をしているのに対し、夏場は月100kW前後と半分程度になっています。
これは、冬は浴槽にお湯を貯めてお風呂に入るのに対し、夏はシャワーで済ますことが多いことなどが影響していると考えられます。
やはり、お湯の使用量がそのまま発電量に跳ね返っていますね。
例えば、子どもがいる5人家族の場合、子どもは夏でも浴槽に浸かるでしょうから、それだけでお湯を使う機会が格段に増えます。
さらに、後でお風呂に入る人も足し湯などをするでしょうから、お湯の使用量が増えていきます。
このように、家族が増え日常の中でどんどんお湯を使う場合は、エネファームも働き続けるので発電量が期待できると思います。
エネファームは損なのか?(後悔するのか?)
上記のとおり、夫婦2人では発電量も限界があるのは確かです。
ただ、エネファームは損なのか?設置を後悔しているのか?と聞かれると、その答えは非常に難しいところです。
というのも、我が家は、家の建築時に積水ハウス経由でパナソニック製のエネファームを申し込んだことにより、床暖房を割引してもらったり、その他のパナソニック製の住宅設備機器類を安くしてもらったりと、金銭面でのサービスを受けているからです。
おそらく大手ハウスメーカーで家を建てたほとんどの施主さんが、「エネファーム割引」的な提案を受けているのではないでしょうか。
割引額はケースバイケースでしょうし、そもそも床暖房が不要という施主さんもいるでしょうから、自分が納得できる提案がなければわざわざエネファームをつける必要はないと思います。
※少なくとも、全くその他の割引などが無いにもかかわらずエネファームをつけると、金銭面で元を取れず後悔する可能性が高くなると思います。
我が家的には、
・エネファームの設置による割引の提案に納得できた
・今後家族が増えたら発電量も変わってくるだろうという期待
・エネファームがあると停電時に最低限の電力を確保できたり、断水時に貯タンクに入っている約100リットルのお湯が使えるなど、もしもの時の備えにもなる
などの理由で、後悔はしていません。
我が家の考えや実際の発電量などの情報が、皆様がエネファームを設置するかどうかを決める際の参考になれば幸いです。
ということで、今回はエネファームに関する話でした。
次回は、我が家の1年間の使用電力量を公開したうえで、太陽光とエネファームのダブル発電でまかなえたのかどうかをレポートしたいと思います。
それでは皆様、またね、またね、またね!