コロナとウッドショックの影響でハウスメーカー選びが変わる!

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事では、入居後レポートの第19弾として、収納扉の取っ手についてレポートしました。

第172回目の記事となる今回は、新型コロナウイルスやウッドショックの影響でハウスメーカー探しに転換期が来ていることを書きたいと思います。

コロナをきっかけとするウッドショックによる木材価格の急騰

2021年に入った頃から、「ウッドショック」で建築業界が大騒ぎになっています。

ウッドショックとは、世界的な木材価格の急騰です。

アメリカではこの1年で4倍にまで跳ね上がってしまっています。

原因は、新型コロナウイルスです。

リモートワークが進んだことで、郊外に家を建てたり、家をリフォームしたりする人が増えたことで、木材の需要が高まりました。

さらには、巣ごもり需要により世界的にネットショッピングが加速したことで輸出入が増え、物を運ぶためのコンテナが世界的に不足し、木材を輸入するコストも大幅に値上げされてしまいました。

そんな中、中国が世界中の木材を高値で買い付けるなど、各国で木材の取り合い状態となっています。

ウッドショックの影響を大きく受ける日本の住宅業界

日本では、家を建てる木材の7割から8割を海外からの輸入に頼っている状況です。

そのため、この世界的なウッドショックの影響が徐々に出始めています。

例えば、小さな工務店では、木材の確保ができないことによる着工や引渡しの延期、大手ハウスメーカーであっても、木材のコストが増えた分だけ坪単価があがってしまうなど、施主にとっては耳が痛くなるような話ばかりです。

しかも、今後、木材の不足自体が落ち着いたとしても、木材価格の高止まりは続くと予想されているようです。

コロナやウッドショックの影響で変わるハウスメーカー選び

我が家は、コロナ前にハウスメーカー探しを行いました。

そのため、事前にネットで各ハウスメーカーの坪単価を把握しながら、毎週のように住宅展示場に通い、自分たちの要望に合ったハウスメーカーを探し回りました。

このようなスタイルのハウスメーカーの選び方が、これまでの主流だったと思います。


しかし、コロナやウッドショックの影響で、ハウスメーカー選びも転換期に入っています。


その理由の1つ目は、コロナ禍にあって、毎週のようにお出かけして住宅展示場に通うことに抵抗感がある方が増えてきたことです。

また、2つ目は、ネットに出ているような過去の坪単価が、ウッドショックにより大きく変わってきている可能性があることです。

つまり、いかに巣ごもりしながら各社のプランやウッドショック後の最新の価格などを把握できるか、ということが大事になってきています。

そんな中で、最近ではこのような比較サイトが人気になってきているようです↓

自宅にいながら、複数のハウスメーカー、工務店に希望の間取りプランと総費用を一括で依頼し、見比べることができます。

まさに新しい時代に沿ったハウスメーカー探しって感じですね。

ただ、一括で複数社に同時依頼することで、ハウスメーカーからの電話も複数かかってくることがあります。

それを防ぐためには、
・「ご希望やご要望」欄はなるべく詳しく書くこと
 あまりに情報が少ないと間取りを提案できないため、「もう少し詳しく聞かせてほしい」という電話がかかってきてしまいます。

・ハウスメーカー・工務店の選択画面で3社~5社程度にしておく
 必要事項の入力を進めると、自分たちの地域や希望予算等に沿った提案ができる会社一覧が表示されます。
 多いと10社程度表示できますが、そこから実際に依頼する会社は自分で選択できるので、3社~5社程度にしておくのも良いと思います。
 選択した会社以外に情報が行くことはありません。

・電話は出れないので連絡はメールにしてほしい旨を記載しておく
 ハウスメーカーによっては、「せっかく間取り依頼をしてくれたのだから、一言ご挨拶をしておかないと!」ということで、電話をかけてくるかもしれません。
 そのため、電話は出れないことやメールで連絡してほしい旨をあらかじめ記載しておくことで、電話ラッシュを防ぐことができます。
 もしそのように記載しているにも関わらず鬼電してくるような会社があれば、先が思いやられるのでお断りしましょう。

最後は、実際に「見る」、「会う」ことが大事

先ほど紹介したサイトは、確かに効率的だと思います。

しかし、家づくりが大好きな夫ひろしからすれば、やはり実際にそのハウスメーカーを訪れてみて、家の雰囲気を「見る」、そして営業マンに「会う」ことで感じる第一印象がとても大事だと考えています。

これは、コロナ禍でも決して変わることはないですね。

そのため、上記サイトを使うとしても、あくまでもハウスメーカーの“絞り込み”に活用するくらいのイメージです。


家づくりは出会いでもあります。

コロナ禍、ウッドショックと厳しい状況ではありますが、施主の皆様が良いハウスメーカー、担当者と出会えることを期待しています。

少しでも参考になれば幸いです。



次回は、入居後レポートの続きを書きたいと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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