【積水ハウス】簡易防音ドアの効果はどのくらい?デシベル計測!

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事では、積水ハウスシャーウッドの1年点検を受けた話について紹介しました。

第186回目の記事となる今回は、簡易防音ドアの防音効果を検証した話です。

我が家の簡易防音ドアは、積水ハウスによる施工

我が家は、ピアノが置いてある部屋を簡易防音仕様にしており、ドアについても簡易防音ドアを採用しています。

ちなみに、ヤマハなどの専門業者に頼んだわけではなく、すべて積水ハウスによる施工です。

実際の簡易防音ドアがこちら↓

ドアと床の隙間から音が漏れないようにするため、ドアを密着させるための段差があります。

また、黒いゴムがドア枠を囲っていて音漏れしづらいようになっています↓

さらにドアノブも、普通のドアを比べるとガシッと閉まるタイプが採用されています↓

気になる簡易防音ドアの費用は、15万円程度。

標準のドアと比べると10万円ほど高くなります。

簡易防音ドアを開けてピアノ演奏した場合は80デシベル

それでは、簡易防音ドアの効果検証の開始です。


まずは、簡易防音ドアを開放した状態でピアノを演奏してみました。


その結果、

最大80デシベルが計測されました。
※スマートフォンのアプリによる簡易計測 


ピアノから計測地点のドア付近までは4mほどの距離がありましたが、グランドピアノということもあり、かなりの音が響いていました。

ちなみに、下記はデシベルごとの音の大きさの目安表です↓

※深谷市のHPより転載

80デシベルは、大声で30㎝以内でないと会話が成立しないくらい「うるさい」という位置づけとなっています。

簡易防音ドアにより、20デシベルの軽減に成功

次に、簡易防音ドアを閉めて、全く同じようにピアノを演奏してみました。


その結果、

最大60デシベルとなりました。 
※スマートフォンのアプリによる簡易計測 


つまり、簡易防音ドアにより20デシベルの軽減に成功したことになります。

先ほどの目安表によると、60デシベルは大声で3m以内なら会話が成立する「普通」レベルの騒音とされています。

実際、ドアを閉めると音が軽減されるのがはっきりわかりますし、耳に刺さらないような“こもった音”に変わるように感じました。

普通のドアに比べ、簡易防音ドアは2倍の防音効果という結果に

次に、普通のドアと簡易防音ドアの防音効果の差を検証してみました。

とは言っても、普通のドアがある部屋にグランドピアノを移動させるわけにはいかないので、スマートフォンをつかった検証です。

スマホで大音量の音楽を流し、

①ドアを開放した場合 
②普通のドアを閉めた場合 
③簡易防音ドアを閉めた場合 

で部屋の外に漏れてくる騒音のレベルを比べてみました。


その結果、

①ドアを開放した場合=最大60デシベル 
②普通のドアを閉めた場合=最大52デシベル 
③簡易防音ドアを閉めた場合=最大44デシベル 

という結果となりました。 

ドアを開放した状態に比べ、普通のドアは8デシベル軽減し、簡易防音ドアは16デシベル軽減されたことになります。

つまり、防音効果はちょうど2倍の差があることがわかりました。



ということで、今回は積水ハウスに施工してもらった簡易防音ドアの効果を検証しました。

我が家のようにピアノのために防音室を考えている方はもちろんのこと、映画鑑賞ルームを作りたい方などにも参考になれば幸いです。

次回は、防音室の窓を“2重サッシ”にした効果を検証してみたいと思います。


それでは皆様、またね、またね、またね!

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