【積水ハウス】防音室の掃き出し窓を二重サッシにした効果は?

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事では、積水ハウスシャーウッドの簡易防音ドアの効果や費用について紹介しました。

第187回目の記事となる今回は、簡易防音室の掃き出し窓を二重サッシにした効果や費用についての話です。

掃き出し窓のある防音室にしてみて感じたメリット

一般的な防音室は、音漏れの一番の要因となることから窓をつけないor極力小さくする、というのが定説だと思います。

しかし、我が家の場合、積水ハウスの標準仕様の大きさである掃き出し窓(高さ2m×横幅1.8mくらい)を採用したうえで、防音のために二重サッシとしました。


実際の写真がこちら↓

二重サッシということがわかりやすいように窓を開けた状態ですが、奥から網戸、標準仕様の掃き出し窓、防音内窓の順となります。

施工としては、通常の掃き出し窓を設置したうえで、さらに部屋の内側に防音のための掃き出し窓をもう一つ設置する形となります。

当然、鍵も2つとなります↓

手前の黒い方が防音内窓の鍵です。  


防音室に掃き出し窓があることで、まずグランドピアノを搬入・搬出しやすいというメリットがあります。
実際、ピアノの引っ越し作業のときは非常に助かりました。

さらに、日常的にも、大きな窓があることで外の景色がみえることで閉塞感がありません。

また、外の光を取り込めることから室内も明るく、気持ちが良い防音室になりました。

二重サッシの設置にかかった費用は?

我が家は、すべて積水ハウスに施工してもらいました。

単純に掃き出し窓がもう一つ増えることの材料費や、施工に手間がかかる分の経費が上乗せとなります。


そのため、トータルで

15万円くらい

プラスになったと思います。


費用はかかりますが、ご近所迷惑にならないようにするためには必須アイテムだと思います。

二重サッシの効果をデシベル計測で検証

それでは、二重サッシの効果を検証します。

検証方法としては、

①窓をすべて開放した場合
②窓1枚(標準の掃き出し窓)のみを閉めた場合 
③窓2枚(標準の掃き出し窓+防音内窓の両方)を閉めた場合 

の3パターンで、家の外に漏れている音の大きさをスマホのアプリで計測してみました。


その結果、

①窓をすべて開放した場合=最大87デジベル
②窓1枚(標準の掃き出し窓)のみを閉めた場合=最大62デシベル 
③窓2枚(標準の掃き出し窓+防音内窓の両方)を閉めた場合=最大47デシベル

という結果になりました。

積水ハウスの標準仕様の窓のみを閉めるだけでも25デジベルの軽減となりましたが、まだそれだけではだいぶ音が漏れている印象でした。

標準仕様の窓に加えて二重サッシも閉めた場合は、標準仕様の窓のみを閉めた状態と比べてさらに15デジベルの軽減となり、完全に開放している場合より40デジベルも音漏れを防いでいるという結果になりました。

防音内窓の効果がはっきりと表れていますね。


ちなみに今回の検証では、大人があえて最大限のパワーでグランドピアノを弾いたうえで、窓の外側ギリギリ近くで計測した数値なので、通常の音漏れの場合はもっと低いデシベル数になると思います。

あくまでも参考値としてください。



ということで今回は、積水ハウスに施工してもらった二重サッシの効果を検証しました。

我が家的には、ご近所に音が響いているかな?と気にしながら演奏するのは辛いので、二重サッシ仕様にして本当に良かったと思っています。

今回の検証が少しでも参考になれば幸いです。


それでは皆様、またね、またね、またね!

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