皆様、どうも。
ひろし&みさえです。
第94回目の記事となる今回は、積水ハウスとの着工前の最終確認打合せ(設計最終確認)について書きたいと思います。
ここで総確認し、いよいよ着工に向けて動き出すことになります。
着工前の最終確認打合せは、建物の仕様等を変更できる最後の機会になる
最終打ち合わせでは、積水ハウスと契約してからの数か月間(我が家の場合は約2か月間)で行ってきた内容を総確認します。
つまり、間取りや内装等の全ての仕様を振り返りながら最終確認し確定する作業です。
ハウスメーカー側としては、着工に向けて部材等の発注を行う必要があります。
そのため、施主側からあれやこれやと変更希望が出てきたとしても、どこかで区切らないといけません。
その区切りとなるのがこの最終打ち合わせとなります。
基本的に、これ以降の建物の仕様変更は認められません。
※部材発注の状況により、簡易な修正ならしばらく対応してくれるケースはあるようです。
※建物本体の最終決定なので、建物に影響しない範囲の外構はまだ変更可能です。
悲報!夫ひろし、インフルエンザのお知らせ
積水ハウスとの最終打合わせを控えた12月下旬、体調管理には定評のある夫ひろしに異変がおきます。
ある朝の出来事。
夫ひろし「お、は…よ…。(小声)」
嫁みさえ「朝はちゃんと挨拶せんかい!」
夫ひろし「お…(喉を指さす)」
嫁みさえ「え、声でないの?熱測ってみな!」
ピーピー(体温計の音)
結果は…、
38.5度。
あかーーーーーん!(宮川大輔風)
病院に行ったところ、結果はインフルエンザでした。
その時点で、積水ハウスとの打ち合わせは2日後。
もう夫ひろしが打ち合わせに参加することは不可能です。
嫁みさえ「よし!積水との件は、ひろしの代わりに私がばっちり確認してくるわ!」
夫ひろし「ちゃんと内容細かく覚えてるの?」
嫁みさえ「任せといて!風間建築士の言うことに「はい!」と言うだけの簡単なお仕事やろ?」
あかーーーーーん!(宮川大輔風)
とり急ぎ営業担当のシロさんにメール。
その返信は、
「年明けでスケジュールを組み直しましょう。年明けの早い段階であれば着工日をずらすことなく対応できます。」
とのこと。
夫ひろし「年明けに変更だって!」
嫁みさえ「ほほーん、積水ハウスさん、ワイのことが信用できひんってことでっかー?」
夫ひろし「いやw契約者は俺だから、俺は必須なんだと思うよw」
ということで、最終打ち合わせは2020年の新年を迎えてから行うことになりました。
迎えた最終打ち合わせは怒涛の確認ラッシュ!
そして迎えた2020年。
いよいよ積水ハウスとの最終確認打ち合わせを行うことになりました。
当日は、1ページA3サイズくらいの大きな「施工図」という冊子が用意されており、それを一緒に見ながらの確認となります。
この施工図には、家の配置図、外装、平面図、立面図、断面図、採光計算表、細かな部材の仕様、基礎の詳細図、キッチンや浴室の詳細図、照明の種類や配置、内装の詳細(仕様、色、柄など)などがびっしり掲載されています。
風間建築士「それでは始めます。引っかかるところがあれば言ってくださいね!」
ひろし&みさえ「かなりボリュームありますね(苦笑い)」
風間建築士「そうですねー。順調に確認が進んでも、2時間はかかると思います。」
ひろし&みさえ「順調にいかないケースもあるんですか?」
風間建築士「お客様によっては、あれ?この壁紙やっぱりこっちが良いかも?とこの段階で変更される方もいらっしゃるので、そうなると半日ほどかかる場合もありますね。」
ひろし&みさえ「なるほど、最悪ここで変更もアリなんですね。」
風間建築士「ギリギリにはなりますが、本日変更を決めてくださるのであれば間に合いますよ!」
ひろし&みさえ「了解しました。」
そして、いよいよ総確認開始です。
風間建築士が、1ページ1ページを細かく説明してくれます。
「外装はこうなります」、「壁紙はこれで~」、「床材はこれで~」、「ドアはこれで~」、「窓はこれで~」、「水回りはこのメーカーの商品を入れています~」、「照明はこれで~」と一つずつ念押しされながら進んでいきます。
怒涛の確認ラッシュに途中気を失いそうになりますが、ここは我慢です。
時々、「この壁紙選ぶの苦労したよね。」とか「お金あったらこっちにしたいけど仕方ないよねー。」などという思い出話に花が咲かせながら、最終確認は順調に進んでいきました。
唯一、トイレの壁紙の確認の際に、夫婦ともに記憶が曖昧で、再度大きなサイズのサンプルを見せてもらいました。
風間建築士曰く、こういった再確認作業は、打ち合わせ期間が長い施主ほど最初の頃に決めたことを忘れてしまい多くなるようです。
最終確認OKの押印は重い意味を持つので注意!
我が家の場合、電源コンセントの位置が一か所だけ間違えていました。
ハウスメーカー側も人間ですので、ミスもあります。
しっかり集中し、こちらが決めた色、種類、位置などが間違っていないかを確認しましょう。
例えこちらの希望と違う仕様になっていたとしても、この最終確認の場でOKの印鑑を押すと、それで了承したことになります。
この場でミスに気づかない場合、次にミスに気付くタイミングは、実際に建物が建ち内装が施工された後になるでしょう。
その時になってどれだけ「積水ハウス側が間違えていただろ!」と言っても、「でも、OKでハンコ押しましたよね?」と言われ、対応してくれない、もしくは追加費用を求められる可能性があります。
最終確認の場は、そのくらい重い意味を持つという認識で臨みましょう。
いかがだったでしょうか?
今回は、着工前の最終打合せでこれまで決めた内容を総確認した話でした。
しかし、実はこれ以外にも、着工前の最終打ち合わせでぜひ注目してほしい点がいくつかあります。
少し長くなりましたので、その件については次回書きます。
それでは皆様、またね、またね、またね!