皆様、どうも。
ひろし&みさえです。
第35回目の記事となる今回は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)さんに、家づくりにかけられる費用をがっつり相談してきた話です。
昨日のこちらの記事「ハウスメーカーの営業マンに家の予算を相談してはいけない理由」の続きになります。
お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談して見えた我が家の本当の予算額
きっちり夫のひろしは、「まあ、大丈夫だろう」で大きな買い物を絶対にしません。
「数字はウソをつかない」というのが信条であるため、きっちり数字で大丈夫だと言える根拠が知りたいのです。
そこで今回、お金のプロであるFPさんに相談に行きました。
ハウスメーカーの紹介ではなく、自分で探したFPさんです。
ちなみに、通常FP相談は1万円ほどかかるのですが、初回相談無料などのキャンペーンをやっているところも多く、今回我が家もそれを利用しました。←ちゃっかりしてますよね。笑
正直、相談してみて、「さすがはプロだな」と心から思いました。
というのも、我が家の将来30年にわたる財務分析レポートを作成してくれたのです。
ここでは、そのレポートがどういうものか、相談の流れを含めて報告しますね。
現在の収支状況を細かく記入する
FP相談は、まず現在の貯金、収入、支出を細かく書くところから始まりました。
収入面では、
・年収
・職業
・退職金の有無
などを聞かれました。
職業は、毎年給料が安定的にあがる会社なのか等の観点から計算上大事になるそうです。
支出面では、
・家賃
・光熱費
・通信費
・食費
・生活用品
・習い事
・レジャー
・交通費
・夫婦それぞれのお小遣い
・美容費
・医療費
・子ども関係費用
・保険料
・税金
など細かく分類があり、それぞれが月にいくらかかっているかを記載しました。
将来にわたる状況を想定する①:子ども
次に、将来、子どもが何人欲しいのか、子どもの教育方針として塾に通わせたいのか、私立に進学させる予定はあるかなどを細かく聞かれました。
我が家はまだ子どもがいませんが、将来2人くらいできればいいなと考えていますのでそう答えました。
子どもの有無によって、教育費はもちろんのこと、食費などの計算も変わってくるそうです。
そのうえ、出産&子どもが小さい時期は、妻の収入がゼロとなることも想定して計算に入れる必要があるので、収支に大きく影響してきます。
なお、我が家はまだ子どもがいないので、正直教育方針も当然決まっていませんが、一番お金がかかる状況を想定しておいた方が良いだろうということで、子ども2人共が中学から私立に進学する場合の費用で計算してもらいました。(ひろし&みさえは共に公立ですが。笑)
将来にわたる状況を想定する②:自動車
次に、今後の車の購入予定を聞かれました。
我が家は現在、車を持っていません。
都会ということもあり、正直今のところ電車で充分です。
しかし、今後子どもができて車が必要になることを考え、購入費用として多めに300万、そして15年後に買い替えることも想定してさらに200万を想定してもらいました。
そのうえ、車を購入したらかかる車両維持費についても毎年計算に入れてくれました。←このあたり、FPさんの仕事が細かくてひろしは好きです。笑
将来にわたる状況を想定する③:家の修繕費
今回のFPさんは家のことについても詳しく、積水ハウスだとするとそこまで修繕費もかからないだろうということでしたが、メンテナンス費用として10年ごとに100万程度かかることを想定してもらいました。
ちなみにこのFPさんの家は、最近2つあるうちの1つのトイレを最新のものに入れ替えたそうです。
そういったことも含めて今後意外とお金がかかりますよーと言っていました。
なお、その最新のトイレは奥様と子供専用で、自分は使用禁止にされているという話もしてくれました。笑
我が家の30年後までの毎年の収支表が完成
ここまで聞かれたデータをすべて反映させ、いよいよ我が家の収支表が完成です。
(ちなみに、まずは仮に現在のマンションの家賃(10万)のままだということで計算してもらいました。)
1年後から30年後までの年ごとの収支結果が表にずらっと並びます。
その結果、
・このペースだと基本的には年間〇〇万円貯蓄できることになる
・子どもの私立の費用と車の購入が重なる〇年後は収支がマイナスになる
・子ども2人の学費が重なる時期は貯蓄がこれだけ少なくなる
・このままいくと30年後の老後に〇〇万円を残すことができる
など、そういったことが数字としてはっきりわかりました。
なお、FPさん曰く、我が家はかなり支出が少ないそうです。
おそらく、こちらの記事のとおりマイネオで毎年の携帯費用をおさえていたり、こちらの記事のとおりクレジットカード払いをうまく利用したりと、結構節約を頑張っている成果かもしれません。
また、夫婦ともに、お酒もタバコもしないということも大きいと思います。
最後に、家づくりにかけることのできる総額を計算する
最後に、この収支表をつかって、家づくりにかけられる総額を考えます。
「家賃」の金額を、徐々に上げていって、老後含め無理の無い限界の金額を出す方法です。
土地と家の「総額」から頭金を差し引いた「住宅ローンで借りる金額」に、金利を1%と想定して計算した金額を、「毎月の家賃」の数字に当てはめていきます。
これにより、総額いくらまでなら毎年の収支が安定し、かつ老後の貯金も問題なく貯めることができるのかがはっきりわかりました。
我が家の場合、こちらの記事で書いたとおり、建物の予算は3,200万と想定していましたが、あと300万程度なら予算を増やしても問題ないことがわかりました。
(心配性のひろし的には、なるべく予算をあげたくはないですが…。)
しかし、これだけ細かく分析し、数字でバシッと示してくれるととても安心ができました。
ただ、これはあくまでひろし&みさえが健康で安定的にお金を稼げた場合の分析です。
なにかあったことを考え、保険も含めて人生設計を考える大切さを学びました。
ちなみに、この「財務分析レポート」は印刷して持ち帰らせていただくことができました。
将来、このレポートと見比べ、分析よりも貯金ができていない場合は、どこかの支出が増えてしまっているということなので、家計を見直すために使ってくださいとのことでした。
いかがだったでしょうか。
家づくり仲間の皆様も、老後まで見据えた資金計画には不安がある方も多いのではないかと思います。
良かったら、一度相談してみることをお勧めします。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは皆様、またね、またね、またね!