皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。
前回のこちらの記事では、シャーウッドに引っ越して2年目の冬の状況について紹介しました。
第200回目の記事となる今回は、戸建ての外観にこだわるなら玄関の位置が重要であることについて書きたいと思います。
お洒落な外観の家に共通する、“玄関の配置”
我が家は、家づくりをするにあたって、“外観のカッコよさ”にかなりこだわりました。
そして、数々のお洒落な家を見て回った結果、1つの結論が導かれました。
それは、お洒落な外観の家の共通点として、
どこに玄関があるのかわかりづらい配置
になっているということです。
つまり、玄関どこ?と言いたくなる配置であり、我が家では、“玄関どこお洒落”と呼んでいます。
一般的には、道路に面した玄関が多い
家づくりが趣味であり、“家づくりオタク”の夫ひろしの統計によると、戸建の7割が道路に対して正面に玄関が配置されています。
わかりやすく大袈裟なイメージで表すとこんな感じです↓
この配置は、
・道路から玄関までの導線がスムーズであること
・家の建築面積を最も効率的に確保できること
などのメリットがあるため、多くの戸建て(特に建売住宅)で採用されています。
しかし、このような配置の場合、玄関を開けたときに道路から玄関の中が丸見えになってしまいがちです。
それになによりも、“玄関どこお洒落”要素は全くないので、ワクワク感がないというか、家の外観に普通感が漂ってしまいます。
玄関を、道路の正面から少し変えるだけでも良い
玄関の位置を、少しずらすだけでも印象はだいぶ変わります。
例えば、こんな感じです↓
これだけでも、道路から玄関が見える範囲が大幅に少なくなります。
特に、道路の右方面から家全体を眺めた場合は、“玄関どこ”感もあり、お洒落度も少しアップです。
道路から玄関までの導線に、奥行きがあればなお良い
さらに、玄関までの導線に奥行を持たせるだけでもまた印象が変わります。
こんな感じです↓
道路からの距離が生まれることで、“玄関どこ感”もアップし、施主のこだわりを感じる外観となってきます。
さらに、玄関までの導線上の“軒”を深く取るなどの工夫をすれば、雨に濡れないうえに、邸宅感も高まります。
植栽などで玄関を隠し、あえて遠回りすることで実現する美しさ
さらに、玄関が隠れるようにシンボルツリーなどを配置し、完全な“玄関どこお洒落”を実現させると、またグッと印象が変わります。
こんな感じです↓
敷地面積が必要になりますが、道路から玄関まであえて遠回りするような導線とすることで、玄関までのワクワク感も高まります。
玄関がわかりづらいことで、来訪者や通行人の「この家どうなっているんだろう?」という想像を駆り立て、思わず家全体を眺めてしまうような唯一無二のこだわり注文住宅が完成です。
いかがでしょうか。
玄関の位置だけで、意外なくらい家全体の印象が変わります。
敷地面積や間取りとの兼ね合いもありますが、ぜひ意識して家づくりを進めていただければと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは皆様、またね、またね、またね!