【間取り改善②】風がよく通る窓の配置&引き込み戸に変更!

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

さて、積水ハウスと契約後の最初の打ち合わせとして、「間取り確定会議」を行っている我が家。

前回のこちらの記事では、人の導線を考えてドアを変更した話でした。

第57回目の記事となる今回も、「間取り確定会議」の続きです。

今回は、「人」の導線だけではまだ甘い!「風」の導線を意識した間取り改善の話です。
※記事内に間取り図の概略図が出てきますが、皆様に伝わりやすいようにひろし&みさえが作成したものです。積水ハウス作成のものではありません。笑

「風」の通り道をつくることの重要性

家を建てた人がよくする自慢が「日当たりのよい南側の大開口の窓」です。
「この南側の窓のおかげで日当たり抜群です!」という宣伝文句のような言葉を聞いたことがある方も多いのではないかと思います。

確かに、南側の窓は採光には抜群です。

しかし、気を付けてほしいのが、その南側の窓から入ってきた風の「出口」があるかどうかです。
なぜなら、日本の夏は、南から北へと風が吹く地域が多いことから、南側だけ開いていても空気の出口が無いため熱気がこもってしまいます

そこで、できれば南側の反対、つまり北側にも窓を設けることで、風の通り道ができ、気持ちの良い循環を導くことができます。

風の通り道ができるということは、室温を下げることにもつながるうえ、湿気をおさえることもできるため、家の耐久性の向上にもつながっていきます。

そこで今回、積水ハウスとの間取り確定会議において、我が家は「風の通り道」を意識した改善を行いました。

リビングの北側に窓を設けて風の通り道を確保!

風の通り道作戦その1として、まずはリビングの窓の位置を変更しました。
下の画像をみてください。(窓の位置は青色で示しています。)

これは我が家のリビングをかなり概略化した間取り図(変更前)です。
ちなみに、左側が南、右側が北です。
我が家も当然のように?リビングの南側には大開口の窓を設置しています。
そして、画像でいうと下(東側)に小窓が2つ設置されています。

次に変更後の画像を見てください。

これが我が家の希望により変更した後のリビングの概略図です。
ご覧いただいてわかるとおり、大きな違いは、北側に窓が設置されたことと、東側の小窓2つが廃止されたことです。

北側にある程度大きな引き違い窓を設置したことにより、南側の大開口の窓から入った空気がリビングを一直線上に抜けていくようになりました
まさに風の出口が確保され、通り道ができた形です。
変更前の案でも風が全く通らないわけではありませんが、変更後のほうが断然風の抜けが良くなりました。

なお、東側の2つの小窓をわざわざ廃止しなくても良いのでは?という意見もあると思いますが、あえて廃止した理由は3つあります。
1つ目は、風通しという意味では北側に窓を設置することで充分であり、それならば部屋をすっきり見せるためにこれ以上の窓は不要だと感じたからです。
2つ目は、採光という観点ですが、我が家の東側にはすぐ隣家があります。そのため、東側に窓を設けても大した採光は期待できず、結局開かずの窓になってしまう可能性が高いと思ったからです。
3つ目は、ずばりお金です。あまり活躍しそうにない窓ならこの際廃止してコストカットしちゃおうと考えました。2つ窓を減らすと数万円のコストカットになります。

以上のことから、我が家のリビングの窓位置は変更されました。

風の通り道に開き戸は向いていない。風でバタン!と閉まってしまうことも。

リビングに続いて、風の通り道作戦その2として変更したのが、二階の子供部屋のドアの種類です。
下の画像をみてください。(窓の位置は青色で示しています。 )

これが当初案です。
我が家の間取りでは、子供部屋に窓があり、その一直線上の廊下にも窓があります。
リビング同様、いい感じで風の通り道ができているので窓の位置は問題ありません

しかし、この当初案では、窓から窓への風の通り道のちょうど真ん中にある子供部屋のドアが「開き戸」になっていました。
開き戸のデメリットとしては、風を通すためにドアを開けていたとしても、風の力でバタン!と閉まってしまうことがある点です。
変更前の間取りでは、開き戸が風で閉まってしまう雰囲気がものすごく漂っていました。笑

次に変更後の画像を見てください。

変更後では、このように「開き戸」だったドアを「引き込み戸」に変更してもらいました
引き込み戸にすることで、風で勢いよく閉まってしまうという心配はなくなりました。
さらに、引き込み戸を半分だけ開けて風の通りを調整するようなことも可能です。

風の流れを調整できる「引き込み戸」に変更したことは大正解だったと思っています。


いかがでしょうか?
窓の位置は、家の方角や近隣の状況などを含め総合的に決めていくことになると思いますが、「風の通り道をつくる」という視点でも考えていただくと、より良い家ができるのではないかと思います。

参考になれば幸いです。

※すみません、現在、12月21日の最終確認に向け、積水ハウスと怒涛の打ち合わせを行っており、ブログの更新が遅れている状態です。しかし、ネタはどんどん溜まっているので今後ご期待いただければと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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