【間取り改善①】人にぶつかる開き戸発見。引き込み戸に変更!

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事で書いたとおり、着工まで3か月のスケジュールが示された我が家。

実質の打ち合わせ期間が2か月も無いことに焦りながら、間取り確定会議に突入です。

そこで、第56回目の記事となる今回は、間取りの思わぬ盲点?人にぶつかる開き戸を発見した話です。

間取りは部屋の配置や広さだけじゃない!意外な盲点である「ドア」

我が家は、積水ハウスと契約する前までに何度も間取りを修正していたため、部屋の配置や広さなどは固まっていました。
そのため、契約後では初となる今回の打ち合わせで、間取りを確定していくと言われても、最終確認程度だからあまり時間はかからないと思っていました。

しかし、間取りを考えるうえでこれまで全く気にしていなかった「ドア」問題が発生しました。

ドアにも色々と種類がありますが、我が家に登場するドアは以下の2つです。

①開き戸=ドアを押すか手前に引くかして開けるドア 
この記事のトップ画になっているドアが開き戸です。一般的によく見るドアですね。

②引き込み戸=ドアを左右どちらかにスライドさせて開けるドア 
いわゆる「引き戸」ですが、戸が壁の中にしまい込まれるように開閉される場合、「引き込み戸」と呼ばれます。

我が家の場合、開き戸もしくは引き込み戸のどちらかで、部屋、トイレ、納戸、ウォークインクローゼットなどの個室が仕切られます。

ちなみに、「開き戸」、「引き込み戸」にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

「開き戸」のメリットは、基本的にどこでも設置できるうえ、引き戸に比べると遮音性に優れています。
逆にデメリットは、部屋の内もしくは外に飛び出すように開くため、人にぶつかってしまう可能性があることやドアが開閉するスペースに物が置けないことなどが挙げられます。

「引き込み戸(引き戸)」のメリットは、スペースを有効に活用できることや戸を半分開けて空気の通り道をつくることなどが挙げられます。
逆にデメリットは、遮音性に劣るうえ、戸を左右どちらかにスライドさせるスペースが無い場合はそもそも設置することができません。さらに壁の中に戸をしまい込むことができる「引き込み戸」の場合は、戸が入る壁の途中に家を支える「柱」がある場合も設置できません。

このように、そのドアを使って入る部屋の用途や、ドアを設置する場所にあわせて、「開き戸」にするのか「引き込み戸(引き戸)」にするのかを選択していくことになります。

人にぶつかる可能性が高い開き戸を発見!

設計士の風間さんから各部屋の配置や大きさなどの最終確認を受ける我が家。

そんな中、ひろしがある問題点に気づきます。
それは、「トイレの開き戸が人にぶつかってしまう問題」です。

普通なら間取り図を見ただけでは気づかないような細かいことです。
しかし、今回ひろしはすぐその問題に気付きました。

なぜなら、偶然にも現在の我が家のマンションと新築する戸建のリビング・トイレ・廊下の配置が同じだったからです。

日頃マンションで、「この部屋の配置とドアの開き方危ないなー。」と思っていた記憶が、今回の発見につながりました。

それでは、我が家のマンションの写真と共に説明します。

まず、↓の画像を見てください。

白い矢印があると思いますが、玄関から入り、白い矢印の先がリビングです。
そして、廊下の右側にもう一つ同じような扉があると思います。
それはトイレに入るための扉です。


それでは、次に↓の画像を見てください。

右側のトイレの扉を開けた際の状況です。
青い矢印が扉が開いた方向を指しています。

ご覧のとおり、玄関を入りリビングに向かう導線に飛び出すようにトイレの扉が出てきてしまっています

これ、廊下を歩いている人にドアがぶつかって意外と危ないのです。

「トイレの扉を開ける時に目の前に人がいたら気配を感じるはずだから大丈夫じゃない?」と思うかもしれませんが、トイレから出るのは、用を足してちょうど水を流しているタイミングのため、水の音で人がいる気配が消えてしまいます。
リビングに向かう人は、いつこの扉が開くかヒヤヒヤしながら歩き、トイレから出る人も廊下に誰もいないかどうかを気にしながら開ける、これが結構ストレスです。

「トイレの扉を、廊下側に開く外開きではなく、便器側に開く内開きにすればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、トイレの中の奥行きは限られているうえ、もしトイレ内で倒れたら、人の身体が引っかかって扉を開けることができなくなってしまう危険性があるため、外開きが基本です。
※公衆トイレでは、勢いよく扉を開けたときに他人にぶつかってしまうのを避けるため、例外的に内開きとなっています。

ひろし「あの、このトイレのドアですが、リビングにつながる廊下に飛び出すように開くので、人にぶつかりそうなのが気になります。引き込み戸に変更できますか?」

風間設計士「確かにここは横にドアを引き込むスペースがありますし、壁の中に柱も無い部分なので可能です。修正しますね。」

早速その場で間取りを修正する風間設計士。

修正した間取りを見ると、トイレのドアを引き込み戸にしたことにより、人にぶつかる心配がなくなっただけでなく、スペースにも余裕がうまれたことで広くなったように感じました

我が家的には良い変更ができたと思っています。


ということで、皆様も今後間取りをチェックする際は、廊下や階段付近などの導線に飛び出す開き戸がないかをぜひご確認いただければと思います。


次回は、間取り改善編の第2弾!
「人」の導線だけではまだ甘い?「風」の導線を考えて引き込み戸に変更&窓位置を変更!の話を書きます。

またドアの話かよ!と言わずお付き合いください。

それでは皆様、またね、またね、またね!

タイトルとURLをコピーしました