【内装⑯】照明の「総費用」&施主支給との「価格差」

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

第77回目の記事となる今回は、積水ハウスとの第3回内装打ち合わせの続きです。

前回のこちらの記事こちらの記事で、天井照明の種類や配置、さらには色や機能について決めた我が家。

最後は、照明の「費用」と「施主支給」の話です。

DAIKO(大光電機)とKOIZUMI(コイズミ)の照明が3割引になる積水ハウス

積水ハウスの場合、DAIKOとKOIZUMIの照明がカタログ価格の3割引になるということでした。
会社同士の提携割引だと思います。

この2社は照明分野の大手ですので、非常に多くの種類から選ぶことができます。

さすがは積水ハウス、大手の照明が3割引で買えるなんてお得!!!

と思った方、甘いですよ…。

3割引でも楽天市場等で買うより圧倒的に高い…。

3割引と聞くと安いように感じますが実はそうではありません。
注意してほしいのが、あくまでも「カタログ価格」の3割引なのです。
例えば、以下のダウンライトを例に説明します。

このダウンライト、ご覧のとおり楽天市場において、税込2,100円で販売されています。

しかし、定価(カタログ価格)は税抜5,500円、つまり税込で6,050円です。

このカタログ価格である税込6,050円から3割引すると、税込4,235円となります。

ということは…、


3割引しても、楽天市場で買うより2倍高い!!!


ということです。

ダウンライトを全て施主支給にすると6万円以上のコストカットに!

施主支給とは、
施主が自ら住宅設備(今回でいうと照明)を購入し、ハウスメーカー側に提供、もしくは自ら設置すること
です。

通常、ハウスメーカーが用意、設置するよりも安くなるケースが多いため、コストカットに繋がります。

家の大部分がダウンライトで占める我が家。
その数は30個を越えます。

ダウンライトも種類や機能によって値段が様々なので、一概には言えませんが、例えば上記で紹介したダウンライトで30個揃えるとすると、

積水ハウスに依頼(カタログ価格の3割引):4,235円×30個=12万7,050円
楽天市場で購入(施主支給):2,100円×30個=6万3,000円

つまり、施主支給すると6万以上も安くなることが判明しました。

我が家がダウンライトを「施主支給」にしなかった理由

6万以上も安くなるにも関わらず、我が家はダウンライトを施主支給にはしませんでした。
その理由は3つあります。

電気工事士などの有資格者による取付が必要

ダウンライトは天井に埋め込むため、電気配線を直接接続する作業が必要になります。
その作業は、基本的に電気工事士などの有資格者によって行うこととされています。
※素人でもできなくはないみたいですが自己責任となります。

つまり、ダウンライトの場合、天井から出ている引掛シーリングなどに「カチッ」と自分で取り付けるような簡単な話では済まないのです。

そうなると、積水ハウスに「取付工事」だけはお願いしなければいけません。

その取付工事費ですが、1個800円かかるそうです。

高いですよね…。

800円×30個だと2万4,000円を取付工事費として払うことになり、施主支給のメリットが半減してしまうことがわかりました。

天井に埋め込む特性上、補償や責任の所在が曖昧になる

ダウンライトは天井に埋め込みます。
そうすると、「天井」やダウンライトまでの「電気配線」は積水ハウスに責任があり、天井に埋め込まれている「ダウンライトそのもの」は我が家に責任があることになります。

こうなると、もし電気がショートしたり、ダウンライトに予期せぬトラブルがあって天井に補修が必要となるようなケースが発生した場合、補償対象になるのかが微妙になります。

ダウンライトの型番が違っていたことが原因、ダウンライトが不良品だったことが原因などと言われてしまうと厳しい戦いになります。

ハウスメーカーによっては、「ダウンライトは施主支給禁止」となっていることからも、少なからずトラブルが起こっていることが予想されます。

正直、リスクを背負ってまで施主支給にはしたくないと思いました。

種類が多く、現場への納品スケジュール調整などの手間が大変

ダウンライトと言っても、大きさや機能の違いなどにより型番が異なります。

我が家の場合、ダウンライトだけで8種類存在します。
そうすると、まずこの8種類を型番や個数を間違えることなく用意することが必要です。

次に、現場監督と調整を行い、ダウンライトを設置するタイミングに合わせて現場へ納品しなければいけません。

この手間も施主支給を諦める要因になりました。

我が家が「施主支給」にした照明

ダウンライトの施主支給は諦めた我が家ですが、ダウンライト以外の全ての照明、つまりペンダントライト、シーリングライト、スポットライトは全て施主支給にしました。

これらも楽天市場で購入した方が圧倒的に安く、さらには自分でカチッと簡単に取り付けられることから、施主支給に向いています。

例えば、我が家が設置する予定のペンダントライトはこちらです↓

レトロガラスのような雰囲気に自然素材のレザーを組み合わさっていてカッコいいです。

定価は税込2万7,280円なので積水ハウス経由で注文すると3割引の税込1万9,096円となります。
しかし、楽天市場では税込1万230円です。(ポイントもつくので実質は1万円以下ですね。)

つまり、その差額は1つ約9,000円。

我が家はこの照明をキッチンの上に2つ垂らすので、施主支給にすることで1万8,000円も節約できる計算になります。

同じ商品なのに安くなるので、絶対に施主支給にした方がいいですよね。

その他、シーリングライトやスポットライトについても、ニトリでお値段以上のものが安く買えますし、積水ハウスに頼む必要性を感じませんでした。

家全体の照明で総費用はいくらになった?

それでは、我が家は照明だけで総額いくらかかったでしょうか。

積水ハウスに依頼したダウンライトに、施主支給のペンダントライト、シーリングライト、スポットライトを合計し、


ズバリ


税込33万9,000円です!


うーん、これは一般的に高いのか安いのか…。
個人的には結構かかったなーと思っていますが、一部を施主支給にしなければ確実に40万を超えていたので、なんとかここまで抑えられたと納得しています。


いかがだったでしょうか。
照明については、ハウスメーカーと相談し、うまく施主支給にしながら進めることをお勧めします。
全てをハウスメーカーに頼むとお金かかっちゃいますよ!

照明編はこれで完結ですが、次回も第3回内装打ち合わせの続きになります。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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