【内装⑭】天井照明の配置&種類で後悔しないための注意点!

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

第74回目の記事となる今回は、積水ハウスとの第3回内装打ち合わせの続きです。

内装打ち合わせもいよいよ終盤戦に入り、「天井照明」に突入です。

インテリアコーディネーターから照明配置プランの説明を受ける

照明の打ち合わせは、インテリアコーディネーターの吉永さんによる照明プランの説明から始まりました。

素人である施主には、どこにどんな照明が適しているのか、どのような配置にすれば良いか、照度は足りるのかなどがわからないことだらけなので、基本的なベースは積水ハウスに作成してもらうことになります。
※実際は、積水ハウスが作成しているというより、積水が提携している照明メーカーが作成したものだと思いますが。

提案してもらったプランをベースに、施主のこだわりをミックスしていくようなイメージで打ち合わせは進んでいきます。

まずは食い入るように吉永さんの説明を聞く我が家。

15分ほど説明は続きました。

我が家の天井照明の種類

提案いただいた照明配置プランに登場してきた我が家の天井照明は大きく分けると以下の4種類です。

ダウンライト

天井に埋め込んで設置するタイプの照明で、空間をスッキリ見せる効果があります。
我が家の照明の約7割はこのダウンライトです。

※我が家の設置場所:玄関、リビング、ダイニング、洗面所、廊下、ウォークインクローゼットなど

ペンダントライト

チェーンやコードで天井から吊り下げるタイプの照明です。
ダイニングなどの空間にアクセントを加える効果があります。

※我が家の設置場所:キッチン、トイレ

シーリングライト

天井に直接取り付けるタイプで、部屋全体を広く均一に明るくする照明です。

※我が家の設置場所:寝室

スポットライト

光のあたる向きを自由に変えることができるタイプの照明で、空間の一部を強調して明るくすることができます。

※我が家の設置場所:ピアノ専用室

天井照明の配置はここに気をつけろ!

では、ここからは、積水ハウスとの照明打ち合わせの内容を元に、天井照明を配置するにあたって「ここは気をつけろ!」ということを紹介します。

広い場所でのダウンライトは「数」と「配置」に注意!

ダウンライトは、シーリングライトと違い光が広範囲に広がることはなく、明るくなるのはダウンライトの下付近のみと範囲が限定されます。

我が家も同様ですが、最近では、部屋をすっきりとクールに見せるためにリビング等の広い部屋でダウンライトが使用されるケースが増えてきました。

しかし、いざ家が完成してみると、「思ったより部屋全体が暗い」「特に部屋の端が暗い」というケースもあるそうです。
そのような事態になっても、ダウンライトは天井に埋め込むという特性上、簡単に数を増やすことができません。

そのため、広い部屋でダウンライトを使用する場合は、十分な照度が確保されるよう「数」と「配置」をハウスメーカーにしっかり相談しましょう。

ベッドやソファーの真上にくるダウンライトに要注意!

部屋をスッキリ見せてくれる万能なダウンライトですが、一番の欠点?と言えるのが、「真下から見上げるとめっちゃ眩しい!」ということです。

そのため、ベッドやソファーのように「横になってゴロゴロしたい場所」の真上にダウンライトが配置されないようすることをお勧めします。

「電気消せばいいじゃん!」と思うかもしれませんが、寝るほどじゃないけどゴロゴロしたい時って結構ありませんか?

もしベッドやソファーの上に設置せざるを得ない場合は、「顔」の上ではなく、「足元」の上にくるように配置しましょう。

全身鏡に自分の影が映ってしまうようなダウンライトの配置になっていないか?

こちらの記事に書きましたが、我が家のように全身鏡を壁付けで設置する場合、ダウンライトの位置に注意が必要です。

可能であれば、

・「鏡」と「人が立つ場所」の間にダウンライトを配置する

もしくは、

・「人が立つ場所」の真上付近にダウンライトを配置する 

ようにしましょう。

そうすることで、鏡に映る自分をしっかりと照らすことができます。

問題なのが、「鏡」に向かって「人が立つ場所」より後ろの背中側にダウンライトを配置してしまうことです。
そうすると、真下付近しか照らせないダウンライトの光を背中に受けることになり、自分の前方が影になるため、鏡でうまく全身をチェックすることができなくなります。

スタンドミラーの場合は鏡を動かせば解決ですが、我が家のように壁付けの鏡の場合は動かすことができないので注意です。

これは、意外な盲点だと思います…。

ペンダントライトがダイニングテーブルの位置を制限する!?

ダウンライトで部屋をスッキリ見せるのはいいですが、リビングダイニングがダウンライトのみというのは少し味気ない感じがしてしまいます。

そんな時は、ペンダントライトでアクセントをつけることが有効です。
下の画像のように、ダイニングテーブルの上にペンダントライトを吊り下げているのをよく見ますよね。

大きなペンダントライトをテーブルの真ん中に↓

複数のペンダントライトをテーブルの上にバランスよく↓

このように、ダウンライトのみの空間に比べ、グッとお洒落になると思います。

しかし!
ダイニングテーブルにペンダントライトを垂らす場合、テーブルとライトの位置関係が重要になります。
テーブルの中心からちょっとズレてしまっていたりすると逆にカッコ悪くなってしまいますよね…。

そのため、照明の配置を決める前に、ダイニングテーブルの配置をしっかりと決めることが求められます。

また、将来的にダイニングテーブルの位置を変えて模様替えする場合やダイニングテーブルをもっと大きいものにしたい場合などに、「テーブルとペンダントライトの配置バランスが悪い問題」に直面する可能性があります。

そのため、ダイニングのペンダントライトは確かにカッコいいですが、将来的な配置変更を含め、慎重に位置を決めることをお勧めします。

ペンダントライトをキッチンの上に吊り下げるという選択肢も!

上記の理由により、我が家はダイニングテーブルの上のペンダントライトを吊るすことを諦めました。
だって、家が完成しないと部屋の大きさもイメージつかないし、この時点でダイニングテーブルの場所を固定する勇気が出なかったのです…。

でも、ダウンライトだけのリビングダイニングはつまらないからペンダントライトを使いたい…!

そんな我が家に、インテリアコーディネーターの吉永さんから素晴らしい提案がありました。

それは、「キッチンの上にペンダントライトを吊り下げる」というものです。

あくまでもイメージですが、下の画像のような感じです↓

最大のメリットは、「ダイニングテーブルと違ってキッチンは一生動かさない!」というところです。
そのため、永遠にバランスの良いペンダントライトの配置が確保されることになります。
これは我が家的にはかなりお勧めです。


いかがでしょうか。
皆様が照明の配置プランを決める際に少しでも参考になれば嬉しいです。


次回も、第3回内装打ち合わせにおける「天井照明」の続きです。
次は、照明の「機能」や「色」の我が家の選択について書きたいと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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