皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。
第73回目の記事となる今回は、積水ハウスとの第3回内装打ち合わせの続きです。
当然設置すると考え、契約時の見積もりにも入れていた「電動シャッター」をやめた話です。
積水ハウスの「電動シャッター」設置費用は?
我が家は、積水ハウスと契約を結ぶ際、
・1階の掃出し窓にはシャッターをつけたい
・手動は面倒だから電動シャッターにしたい
という要望を伝えていました。
そのため、契約時の見積書には、電動シャッターの設置費用が入っていました。
その気になるお値段ですが、
・シャッター自体の金額:約5万円(1か所)
※高さ2.1m×幅2m程度の標準的な大きさの場合
・「電動」にするための費用:約3万円
です。
つまり、標準的な大きさの電動シャッター1か所で約8万円となります。
本体費用5万円にプラス3万円すれば電動にできるので、シャッターをつける場合は絶対に電動にすることをお勧めします。
というのも、電動ではない場合、シャッターを開閉する度に一度外に出なければいけません。
毎日の手間や外が雨風でひどい状況もあることを考えると、ボタン1つで簡単に開閉できるメリットは3万円以上の価値があると思います。
我が家が電動シャッターの設置をやめた理由。
契約時は当然のごとくシャッターをつける気だった我が家。
その理由は、
・シャッターで防犯性を高めたい
・台風時にシャッターをしめて窓を守りたい
ということでした。
そして、シャッターをつけるなら昇降作業が面倒なので絶対に電動にしたいと思っていました。
しかし、契約後、設計士の風間さんや営業のシロさんから色々とアドバイスをいただいた結果、
結局、電動シャッターの設置をやめることにしました。
※「電動シャッター」をやめて「手動シャッター」にしたわけではなく、シャッターの設置自体をやめました。
では、なぜ我が家が電動シャッターの設置をやめたのかを説明します。
積水ハウスの「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス」で充分
我が家がシャッターをつけたい理由に挙げた「防犯性」ですが、積水ハウスの標準仕様である「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス」で充分に守れることがわかりました。
この積水ハウスの窓は非常に強く、かつ2ロックとなっているため、泥棒が侵入しようとこじ破るまでにかかる時間は一般的な「1枚(単板)ガラス+1ロック」の窓に比べて約30倍ということです。
しかも、叩き割るには大きな破壊音を伴うことになるため、泥棒もわざわざこのガラスを装備した戸建を狙わないだろうということです。
シャッターによる防犯上のメリットは心理的なものに過ぎない
シャッターを降ろしていると、窓ガラスとあわせて2重にガードしている気持ちになり安心感があります。
しかし、実際のところ、積水の窓ガラスに比べ、シャッターにはそれほどの防犯性はありません。
というのも、よく店舗にあるようなガシャンと重いシャッターを降ろすタイプであれば間違いなく防犯力を高められます。
一方で、戸建の電動シャッターは、電動でクルクルと上部に巻き込めるようなレベルの厚さであるため、泥棒が簡単にこじ開けることができます。
つまり、あくまでも心理的なものにすぎないのです。
確かに泥棒もわざわざシャッターと窓の両方をこじ開けることへの手間を考えて狙わないかもしれません。
しかし、逆に、シャッターを閉めていることで不在だと思われ、泥棒に狙われる可能性もあるので、シャッターがあるから安心とは言えません。
台風時に物が飛んできてもシャッターでは窓を守れない
上記のとおり、電動シャッターはクルクルと上部に巻き込めるような薄さになっており、例えば台風時に瓦が勢いよく飛んできたら、それを跳ね返すほどの耐久性は無いそうです。
つまり、シャッターをしていたからと言って、窓ガラスを守れるわけではないということです。
むしろ、瓦が飛んでくるような場合は、シャッターを簡単に突き破って窓ガラスにも傷がついてしまうため、修理費もシャッターと窓ガラスで2倍かかることになります。
設置するメリットに対して費用が高い
シャッターのメリットをどう考えるかは人それぞれではあります。
防犯面についても、シャッターを閉めているから不在と思われて狙われる!と考えるか、まずシャッターをこじ開けてから窓ガラスを破壊しなければならないという二重の手間によって防犯性が向上するはずだ!と考えるかによって価値が変わってきます。
また、シャッターのメリットとしては、他にも遮光性や遮音性なども挙げられます。
隣家との距離などの関係で、光や音が漏れないことに大きなメリットを感じる場合は設置しても良いと思います。
しかし、我が家の場合、
・シャッター自体は簡単にこじ開けられてしまう
・積水の窓ガラスであれば防犯面はカバーできる
・台風時の防御力が思ったよりも低い
・掃き出し窓がある側は隣家との距離が離れているために遮光性や遮音性は不要である
・電動で上部に巻き込んでいく仕様である以上、定期的なメンテナンス代や故障時の修理費用も予想される
という状況の中で、1か所8万円の設置費用がかかることを冷静に考えると、どうしても高いと感じてしまいました。
お金に余裕があれば、とりあえず設置しておこうという決断もあったかもしれませんが、今の状況においては、お金をかけるだけのメリットが少ないと判断しました…。
電動シャッターをやめたことで約24万円のコストカットに成功!
我が家の場合、電動シャッターを設置する予定だった1階の掃き出し窓が3か所ありました。
その全てでシャッターの設置をやめることにしたため、約8万円×3か所で約24万円のコストカットに成功しました。
この浮いた約24万円で他の何かをグレードアップしたいところですが、こちらの記事で紹介した洗面所の25万のコストアップをやっとカバーできただけということになります…。
でも、費用が増える一方だった中で、納得してコストカットできたことは良かったです。
次回も第3回内装打ち合わせの続きです。
それでは皆様、またね、またね、またね!