「シャーウッドの集成材は強度が弱い」はデマ!住まいの夢工場訪問編!

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

先日のこちらの記事
積水ハウス編~シャーウッドはデメリット無し?実はコスパ最強だった~
で紹介したとおり、積水ハウスのシャーウッドに心が大きく傾きつつある我が家。

そんな中、営業マンさんより、積水ハウスの夢工場見学ツアーにご参加いかがですか?というお誘いがあったので行ってきました。

第15回目の記事となる今回は、住まいの夢工場訪問編です。

多くの人が契約へと心傾く「積水ハウス住まいの夢工場」

積水ハウスの住まいの夢工場とは、
「住まいづくりがまるごとわかる、体験型ミュージアム。生涯にわたる「安全・安心・快適」な住まいのために、さまざまな疑問を、実際に見て、触って、楽しみながら体験・納得していただけます。(積水ハウスHPより抜粋)」
というところです。

バスツアーという形で、朝出発して昼前には着き、夢工場を体験して夕方遅くに帰るというような1日です。
ちなみにお昼ご飯(お弁当)は出ますし、ジュースなども飲み放題な感じで快適です。

夢工場には、体験施設のほかに、木造、鉄骨問わず多くのステキな戸建て住宅も10棟近く並んでいて、積水ハウス好きにとっては夢の世界です。
わー、あの家カッコいい!おー、この造り真似したい!と興奮の連続です。
特に、茨城にある夢工場では、積水ハウスのCMなどで使われる家も多く、素敵でした。

とは言っても、夢工場に並んでいるような住宅展示場クラスの家は予算的に絶対無理です。
しかし、同じレベルの家は当然無理でも、これだけ同時にたくさんの家を見れるというのは、外壁の色使いであったり、間取りであったり、収納の造り方であったりと自分たちの家に取り入れられる部分も多く、参考になりました。

また、家の構造や耐震性、外壁など積水ハウスの家の細かなところまで説明、体験ができます。
積水ハウスのこだわりや家の強さなども肌で感じることができるため、この夢工場にきた多くの人が契約へ気持ちが傾くのも納得でした。

シャーウッドの集成材のこだわりと強さ

夢工場では、耐震の体験ができたり、天井の高さを変えて確認ができたりと様々ありますが、中でも最も参考になったのが、シャーウッドの集成材である「プレミアム構造材」の強さを確認する実験です。
というのも、ネット上にいくつか批判コメントが載っており気になっていたからです。

ネット上の批判コメント

ネットを見ているとシャーウッドに対して以下のような批判コメントが載っています。

・積水ハウスは高いのに無垢材を使っていない
・集成材なんて接着剤で貼り合わせているだけだから弱い

…確かに気になりますね。

無垢材と集成材の違い

そもそも無垢材と集成材の違いですが、

無垢材は、木を加工せずそのまま使います。伐採した状態の1本の木をそのまま木材として使うイメージです。そのため、木の風合いや温もりや香りを強く感じられます。

集成材は、加工した小さないくつかの木材を接着剤で貼り合わせ、一本の木材を作るイメージです。

シャーウッドは”あえて”集成材を使っている

積水ハウスでは、上記の無垢材と集成材の違いをわかったうえで、あえて集成材を使っています

というのも、無垢材は確かに良さもある一方で、以下のようなデメリットがあります。
・値段が高くなる
・天然の木は一本一本性質が異なるため安定性に欠ける
・木の内部を見通せないため腐れがあっても一部を取り除けない
・天然のためひび割れやそりが起こりやすい
・乾燥に時間がかかる


このようなデメリットを克服し、木の強さを最大限に活かすために作られた集成材が「シャーウッドプレミアム構造材」です。

シャーウッドのプレミアム構造材の特徴は、
薄く加工した状態で木材を確認するため割れや腐れなどの欠点を発見しやすい
薄い状態のため木材をより乾燥させられる(木材は乾燥するほど強度が増すため)
加工した薄い木材一つずつの強度を測定し、合理的に組み合わせることで安定した強度の木材をつくれる(無垢材に比べて強さにばらつきが無い)
加工する前の原材料となる木材も北欧の森で80年~120年かけて育てられたものを使用している(年数を重ねている木材ほど年輪の目が詰まり硬く建材に適している)
というものです。

このように無垢材と集成材は一長一短があり、積水ハウスでは、上記の理由から、確実な管理のもと集成材をあえて使用しているということです。

「集成材は接着剤を使用するから弱い」はウソ

上段に記載のことから、積水ハウスがあえて集成材を使っている理由は納得したとしても、
・集成材は接着剤の部分が剥がれるんじゃないの?
という疑問は残るかと思います。

その疑問を解決してくれたのが、夢工場で実際に行われている、シャーウッドのプレミアム構造材の強さを確認する実験です。

この実験は、無垢材とシャーウッドの集成材である「プレミアム構造材」のそれぞれに機械で圧力をかけ、どのくらい圧力で割れるのか、というものです。
割れる瞬間、「バキーン!」という激しい音がなるドキドキの実験です。

結論としては、シャーウッドの集成材の方が、無垢材より高い圧力まで耐えることができました

無垢材の方もかなり耐えていましたが、木の節目の部分を起点に割れてしまったようです。
シャーウッドの集成材も無垢材より数十キロ程度さらに圧力をかけたところで割れたのですが、その割れた部分を見ると、接着剤で木をつなげた部分ではありませんでした。
この実験で、接着剤でつなげた部分が剥がれるように割れたことは無いそうです。

つまり、かなり強力な接着剤で接合されており、そもそもそれが剥がれる前に木が折れるレベルということです。
このことから、接着剤で貼り合わせているから強度が弱いというのも全くのデマであるということがわかりました。

どうでしょうか。
皆様にとって少しでも参考になれば幸いです。

みさえ
みさえ

ひろし、なんか積水ハウスの回し者みたいだな。

ひろし
ひろし

違います(笑)今後積水さんと打ち合わせをしていく中で何か悪い点があればちゃんと書きますよ。

夢工場の帰り、営業の方から、「住まいの参観日」という実際に積水で建てた方の家を訪問するイベントに誘われましたので、このことも後日記事にしたいと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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