皆様、どうも。
ひろし&みさえです。
前回のこちらの記事に書いたとおり、土地に盛土が判明し、地盤改良工事の必要性は設計士の判断に委ねられることになった我が家。
あれから一週間が経ち、第32回目の記事である今回は、ついに決着編。
積水ハウスの設計士による最終判断の結果をご報告します。
調査結果は、A改良工事無し、B基礎補強のみ、C表層改良工法、D柱状改良工法、E鋼管杭工法の5ランクがある
まず、地盤調査を行った場合、結果は以下の5ランクのうちのどれかということになります。
A 改良工事無し
当然ですが、これが一番最高の結果です。
基礎補強も地盤の改良工事もすべて不要というものです。
それらの費用がまったくかからない分、建物自体にお金を回せますね。
B 基礎補強のみ
これは、地盤については改良工事をするほどの軟弱性は無いが、少しだけ不安が残る土地である場合に、家自体の基礎を厚く補強することで安定させるものです。
ほぼAに近い結果と言えるでしょう。
C 表層改良工法
これは、軟弱な地盤が地表から2メートル以内程度で収まっている場合に行われる地盤改良工事です。
この工法では杭を埋めたりすることはありません。
軟弱な地盤部分のみを掘り起こし、その土とセメント系の固い物質と混ぜ合わせたうえで、元に戻します。
さらにそれを上からしっかり締め固めることで、軟弱地盤の下の強固な地盤と一体化させ、地盤を改良します。
小型の重機でも対応できる工法で、工事費用もC~Dの地盤改良工事の中では一番安価となります。
状況にもよりますが、50万円程度となることが多いようです。
D 柱状改良工法
これは、軟弱な地盤が地表から2メートルから8メートル程度の場合に行われる地盤改良工事です。
地表から、地中の強固な地盤まで柱状のコンクリートを埋め込み、それで家を支える方法です。
費用は、施工する面積やどのくらいの深さまで埋め込むかによって変わってきますが、100万円程度となることが多いようです。
戸建て住宅では、この工法による地盤改良を行うことになるケースが最も多いようです。
E 鋼管杭工法
これは、軟弱な地盤が地表からかなり奥深くまで続いている場合に行う地盤改良工事です。
金属製の鋼管杭を地中深くまで打ち込むことから、鋼管杭工法と呼ばれています。
杭の先端は必ず強固な支持層まで達している必要があります。
施工面積や深さにもよりますが、地盤改良工事の中でも費用が最も高くなることが多く、150万程度が目安となるようです。
表層改良工事の可能性が高いと言われていた我が家。積水ハウス設計士の最終判断の結果は?
土地に盛土が見つかった我が家は、営業さんから、上記でいうとCの表層改良工事の可能性はあるので50万円程度は覚悟しておいてくださいと言われていました。
あれから1週間。
ついに電話がかかってきました。
営業さん「地盤の件なのですが、社内の設計士による最終判断結果が出まして。」
ひろし「あっ、そうなんですね!(平静を装う)」
営業さん「その結果、なんと地盤改良は全くいらないという結論になりました!」
ひろし「ふぁっ!あ、すみません。本当ですか?盛土がどうたらって言ってたので心配してたのですが。」
営業さん「そうですね。盛土された土地ではあったのですが、40年以上前のもので、今は十分な強度があるという数値が出たので工事は不要という結論となりました。それに、地盤改良工事どころか、基礎補強も不要なレベルだったので、すごくラッキーですね。こんなの10軒に1軒レベルかもしれません。」
ひろし「あ、ありがとうございます。(平静を装う)」
この2週間、心配し続けていた地盤問題。
意外ですが、このようにとても良い結果となりました。
こればっかりはラッキーだったとしか言えませんね。
しかし、こちらの記事で書いた通り、積水ハウスでは予算が600万オーバーしそうな我が家。
50万円を覚悟していた地盤改良工事が無くなったとはいえ、まだまだ厳しい状況です。
今後、間取りや設備に関する本格的な打ち合わせがいよいよ始まります。
どのように打ち合わせは進んでいくのか?
最終的にいくらの見積もりが出てくるのか?
希望予算額にどのくらい近づくのか?
すべてこのブログで報告していきますのでご期待くださいませ。
それでは皆様、またね、またね、またね!