皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。
前回のこちらの記事のとおり、新居の植栽にいつの間にか鳩が巣をつくってしまった我が家。
そこで、第147回目の記事となる今回は、鳩との戦いpart2として、鳩が法律でガチガチに守りを固めてきた話です。
どうやら巣には卵がある可能性が高い
鳩の巣に気付いた我が家は、撤去に向けて、まずは様子を伺います。
すると、木には2羽の鳩がいますが、1羽はたまにどこかに飛び立つものの、もう1羽は巣の上からジッと動こうとしません。
あれ?
これ…、もしかして卵温めちゃってる感じ…!?
不安な気持ちで1日かけて様子を伺うも、やはり1羽は絶対に巣を離れようとしません。
ネットで調べると、鳩のこの行動はやはり巣に卵がある可能性が高いとのこと…。
鳥獣保護法に守られる鳩の巣
ご近所迷惑にならないよう、すぐに鳩を追い出して巣を撤去しようと思った我が家。
しかし、卵がある可能性が高い以上、そう簡単な話ではないことが判明しました。
色々と調べてみると、どうやら鳥獣保護法という法律があり、その第八条において、「鳥獣及び鳥類の卵は、捕獲等又は採取等(採取又は損傷をいう。)をしてはならない。」と定められているようです。
つまり、卵やヒナがいる巣を撤去することは「捕獲、採取、損傷」を行ったとみなされ罰せられることになるため、もう素人には一切の手出しができなくなるということです。
まさか鳩に法律で守りを固められるとは思ってもみませんでした…。
この事実を知って落ち込みながら鳩の様子を見に行くと、相変わらず微動だにしない鳩が「あれ?どうしたんすか暗い顔して。さてはやっと法律に気付きました?さーせんw」みたいな顔でこっちを見てきました。(あくまでも想像)
卵がある鳩の巣を撤去する方法は?
このように、卵がある以上、鳥獣保護法に守られている鳩の巣。
それでは、どうすれば巣を撤去できるのでしょうか。
その方法は以下の2つになります。
巣を撤去する方法① 専門業者に依頼する
鳥獣保護法でもすべての撤去を禁止しているわけではなく、都道府県に申請し許可を得ている専門業者であれば撤去できることになっているようです。
ただし、もちろん費用がかかってしまいます。
ハチの巣であれば、自治体によっては役所が対応してくれたりしますが、鳩の巣では役所はまったく対応してくれません。
誰かに撤去してもらいたい場合は、自分でお金を払って業者に頼むしかありません。
巣を撤去する方法② ヒナが巣立ち、次の卵を産むまでの間を狙う
鳥獣保護法でも、卵やヒナがいない状態の巣の撤去まで禁止しているわけではありません。
そのため、今ある卵からヒナが生まれ、無事に巣立ち、巣の中が空っぽになったタイミングであれば撤去することができます。
しかし、年に7~8回ほど卵を産むといわれる鳩の場合、ヒナが巣立ったらすぐに次の卵を産む体制に入ります。
そのため、僅かなチャンスを逃さず撤去できるかどうかが勝負のポイントになります。
結局、我が家は専門業者に依頼することに
夫婦で話し合った結果、我が家は専門業者に撤去を依頼することにしました。
理由としては、以下の4つです。
①早期に撤去しないとご近所迷惑になる
②ヒナが巣立ったタイミングを逃さぬよう観察し続けるなんてストレス過ぎる
③業者なら消毒なども併せてしてくれるらしい
④だんだん鳩が怖くなってきた(巣を覗いたり触ったりできる自信が無い)
特に④については、鳩ってよく見ると眼がまったく笑ってないことに気付いて以降、夫婦で完全にビビってしまいました…。
怖い、もう鳩怖い。
今回はここまで。
まだまだ戦いは続きます。
次回は、専門業者による撤去費用に目が飛び出そうになった話です。
それでは皆様、またね、またね、またね!