外構工事は外注すべき?ハウスメーカーに頼んだ我が家の結論。

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事のとおり、積水ハウスの外構業者のミスによりトラブった我が家。

第119回目の記事となる今回は、外構工事完了を記念して、外構工事をハウスメーカーに頼むべきだったのかを考察します。

塀の復旧が完了

現場見学にいくと、塀は綺麗に復旧されていました。

心配していた新旧の塀の繋ぎ目なども問題なく施工されていました。


嫁みさえ「おお、綺麗になってる。どうせなら間違えて全部ぶっ壊してくれたら全部無料で新しくなって良かったのにね。笑」

夫ひろし「確かに、全部ぶっ壊してたら逆に一周まわって笑えてたかもしれないね。」


こうして、とりあえず塀問題はクリアです。

玄関アプローチのコンクリートや機能門柱などが施工され、外構工事が完了

玄関アプローチのコンクリートや機能門柱なども施工されていました。

玄関アプローチをコンクリート施工するかどうかは費用面で少し迷いましたが、土のままでは外構階段のタイルが靴跡まみれで掃除が大変そうだったので、コンクリートにすることを決断しました。

この日は雨でしたが、おかげでアプローチも外構階段のタイルも汚れず、早速効果を発揮してくれました。

また、機能門柱はインターフォンの設置まですべて完了しており、記念すべき?初ピンポンも行うことができました。 

こうして、様々なことが起こった我が家の外構工事(植栽工事を除く)がやっと完了しました。

外構工事をハウスメーカー(積水ハウス)に頼むメリットは?

それでは、外構工事の完了を記念し、外構をハウスメーカーに頼むべきだったのかを考察したいと思います。

まず、我が家が感じたメリットを3つ挙げていきます。

家づくりの体力的、精神的な負担が減る

まず、1つ目のメリットは打ち合わせの負担についてです。

家づくりには決めなければいけないことが山ほどあります。

そんな中で、外構工事を別注する場合、業者探しから始まり、複数から見積もりをとり、ハウスメーカーとの打ち合わせと同時並行で日程調整をして外構業者とも打ち合わせを重ねていく必要があります。

実際、ハウスメーカーとの打ち合わせだけでも相当疲弊します。

そういう意味では、ハウスメーカーに外構を任せた我が家は、体力的にも精神的にも負担が減りました。

外構を含めた家の“統一感”が実現しやすい

2つ目のメリットは、家全体の統一感です。

家の外観にこだわりを持つ施主であれば、その要望に応えるべく建築士さんが相当工夫をして設計してくれると思います。
その流れで外構の設計まで頼めば、家の外観を崩すことない絶妙なバランスの外構デザインを描いてくれるはずです。

たまーに、建物自体はカッコいいのになんでそんな外構にしちゃったの?という家を見かけます。

外構工事を別注したとしても、施主がハウスメーカーの建築士の思いを代弁してしっかり調整できれば統一感は実現できますが、素人には限界があります。

やはり、プロにトータルコーディネートをしてもらう方が安心です。

我が家は、積水の建築士さんが家自体と調和のとれた外構をデザインしてくれたおかげで、非常に満足しています。

ミスが起きた時はもちろん、施工に満足できないときも安心

3つ目のメリットは、施工に関することです。

前回までの記事のとおり、我が家の外構工事で起きた、玄関階段の手すりが美しく施工されなかった問題や塀破壊事件共に、積水ハウスの現場監督に一報を入れるだけで施工のやり直しを命じてくれました。

外注した場合でも、塀破壊事件のように明らかなミスであれば、素人でも容易に交渉できると思います。

しかし、階段手摺の施工のように、“一応施工は完了しているけどもっと美しく施工してほしい”というような要望を素人が交渉するのは困難ではないでしょうか。

「この部分は技術的に難しい施工になるから、これはだいぶ綺麗な方ですよ、これで文句言われたらウチとしてもきついですよ。」なんて言われたら、他と比べる知識も経験もない素人では口が出しづらくなります。

その点、積水ハウスのような大手が間に入っている場合は、極論を言うと、「お客さんが満足してないんだからやり直して!そうじゃないと提携を解消しますよ。」の鶴の一言でやり直しが実現します。

そこの精神的な負担軽減と仕上がりの満足度はかなり違ってくると思います。
※あくまでもハウスメーカーの現場監督の判断も関わってくるため、無理難題を押し付けてやり直しをさせるのは無理ですが。

個人的にはこれが最大のメリットだと感じています。

外構工事をハウスメーカー(積水ハウス)に頼むデメリットは?

それでは、外構をハウスメーカーに頼むデメリットを2つ挙げていきます。

費用が高い

はい、やはりこれが一番大きいですね。

ハウスメーカーが間に入る分、中間マージンが発生し、費用は高くなってしまいます。

上述のメリットとコスト面を比べて、どちらを取るかの判断になってきます。

施工自体は下請け業者が行うため、レベルが高いわけではない

ハウスメーカーに外構工事を依頼しても、そのハウスメーカー自体が施工するわけではありません。

結局は、下請けの外構業者が施工します。

大手ハウスメーカーの下請けを引き受けられているということは、一定レベルの施工力はあると思いますが、決して施工力が高いわけではありません。(我が家の外構業者がそうであったように。)

費用が高いのに施工力は普通なのかよ!と思うかもしれませんが、それが現実です。

【結論】我が家は、外構工事をハウスメーカー(積水ハウス)に頼んだことを後悔していない

総合的に考えると、我が家は積水ハウスに外構工事までお願いしたことを後悔していません。

もちろん、もう少しレベルが高い外構業者が施工してくれていたらさらに強くお勧めできましたが、逆にいうと、最大手の積水ハウスの下請けを担っている外構業者ですら色々なミスや満足いかない施工を行うこともあるということです。

やっぱり工事にはミスはつきもの、ということですね。

我が家的には、全くミスもなく、すべて満足いく施工をする外構業者を自分たちで探す自信はありませんし、満足いかない施工をした外構業者に自分たちだけで交渉してやり直しの約束をとりつける自信もありません。

今回、色々あって腹は立ちましたが、積水ハウスに頼んだおかげで現場監督が間に入ってくれ、最終的には納得いく仕上がりを実現してくれました。

そういう意味では、ハウスメーカーに頼む意義は大いにあったと言えると思います。



外構をハウスメーカーに頼むか、自分たちで業者を探すか、というのは家づくりにおいて非常に迷う点だと思います。
今回の記事が少しでも判断材料になれば幸いです。



ということで、今回で外構工事は完了です。

次回は、いよいよ引渡し前の最後の工程である、植栽工事について書きたいと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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