鉄塔や変電所が近いデメリット!土地・家の資産価値低下は事実。

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

第8回目の記事となる今回は、家づくりにおいて意外な盲点?である鉄塔や変電所について書きたいと思います。

鉄塔や変電所が近いことが土地評価のマイナスポイント?

実は、ひろし&みさえは、かなり奮発して、予算を大幅に超える土地を買いました。

土地自体の広さはもちろんのこと、周辺の住環境を総合的に考え、
もうここしかない!と思い頑張ったんです。

購入するに至っては、その土地がどのような価値があるのか、様々な不動産関係の方にお話を聞きました。(やっぱり、大きなお金を出すので、納得して買いたかったからです)

その中で、一社にだけ、
変電所が近いのだけが、少しマイナスポイントですね
と言われました。

正直、言われた瞬間、
えっ?変電所なんて近くにないよ?
というのが、率直な思いでした。

早速、googleのストリートビューを使って、購入予定の土地の周辺状況を確認。

すると、確かにすぐ近くではないけれど、若干近距離に鉄塔や変電所を発見。

そもそも鉄塔や変電所って何?

鉄塔や変電所について、ひろしなりにわかりやすく説明してみます。

まず、電気は当然ですが、発電所で作られます。
日本では、火力発電所、原子力発電所、水力発電所が主ですね。

すごく簡単な言い方をすると、

火力発電所は、石油、石炭などの燃料を輸入に頼っているのでタンカーを受け入れる港から離れると効率的じゃないし、蒸気の冷却に大量の水も必要なので、海の近くに作られることが多いです。

原子力発電所も、冷却の水が必要なので、海の近くに作られる。福島の原発もそうでしたよね。

水力発電所は、水が高いところから低いところへ落ちるときの力を利用するので、山の中のダムの近くに作られることが多い。

なにが言いたいかというと、結局電気は、海の近くだったり、山の中だったりと、住宅地から離れたところで作られています。

そのため、発電所で作られた電気を、まずは住宅地の近くまで送らないといけませんよね。

この役割を果たしているのが、送電線であり、その送電線を支えているのが「鉄塔」になります。

ちなみに、送電するときには、電圧を高くして送る方がロスが少なく済むらしく、鉄塔で支えられた送電線には、高圧の電力が流れています。

この高圧の電力はそのままでは使用できないため、家庭に送られる前に、その地域で使用するのに適した電圧に変える必要があり、その役割を果たすのが、「変電所」になります。

そして、この変電所から、街でよく見かけるお馴染みの電柱、電線をとおって、各家庭へ電気が供給されます。

鉄塔や変電所はどのような悪影響があるのか。

大原則として、鉄塔や変電所によって人体に悪影響があるというような科学的根拠は無いようです。

ただ、鉄塔や変電所からは、電磁波が発生することは事実なので、そこをどのくらい過敏に考えるかどうかです。

電子レンジなどの家庭にある家電からも電磁波は出ているのですが、その強さなどが目に見えないからなんとなく怖い、できれば避けたいというような人の感情によるところが大きいと思われます。

でも、この人の感情っていうのが意外と厄介で、「できれば避けたい」という気持ちが、その近くの土地や建物の価値を下げることに繋がっていきます。

その他、鉄塔や変電所が近いと景観的に美しくない、と感じる人もいます。

鉄塔・変電所からの距離と資産価値低下の関連は、結局気分の問題。

それでは、鉄塔や変電所からどのくらい離れていればいいのでしょうか?

後日、その業者に、

「他の業者さんは変電所のことはマイナスポイントとして挙げてなかったんですが…。この距離でもマイナスポイントになるのでしょうか。」

と聞いてみたところ、

「確かに、一般的に変電所が近いということで資産価値が下がるのは、本当に真横とかすぐ近くにある場合ですね。ひろし&みさえさん宅の場合、決して近くはないので、資産価値に影響することはほぼないでしょう。」

と言われました。

続けて、

「ただ、科学的にはすぐ近くでも健康被害は無いとされている中で、こればっかりは購入者の気分の問題なんです。鉄塔や変電所が気分的にも景観的にも全く目に入らないくらい遠いほうがいいとか、そういった方も一部いますので、そういった方々に対してはこの距離でも多少マイナスポイントにはなるかな、くらいの意図です。」

とのこと。


その程度ならわざわざマイナスだなんて言わないでよ!
という気持ちはあるものの、鉄塔や変電所が資産価値に多少でも影響するという事実は素直に受け止めました。


高圧線やら変電所って専門的ですし、土地探しでは盲点ですよね。
気になる方は、今後、家探し・土地探しの際に、業者に一言確認してみてもいいかもしれません。

以上、参考になれば嬉しいです。


それでは皆さま、またね、またね、またね!

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