タンクレストイレのデメリット!価格、災害、掃除など7項目比較!

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

第11回目の記事となる今回は、トイレについて書きたいと思います。

ひろしが小さいころは、和式か洋式か2択だった気がしますが、今や和式トイレってほとんど見かけないですよね。

最近の新築の家はほぼ洋式で、しかも大体がウォシュレット付きではないでしょうか。

そんな今、かつての和式VS洋式問題と並ぶ議論となっているのが、タンク有りVSタンク無し問題です。

そこで、ここでは、タンク付トイレとタンクレストイレを、
・価格
・スペースの確保
・掃除のしやすさ
・時間短縮
・設置のしやすさ
・停電時
・断水時
の7項目に分けて徹底比較してみたいと思います。

タンク付きVSタンクレス(7項目で徹底比較)

値段はどちらが安い?

これは、メーカーや機能によっても異なりますが、タンクありトイレの方が低価格帯の商品が充実しています。
そのため、タンク有りの方が安く購入できるケースが多いです。

タンクレストイレは、デザイン性を高めたり、その他の機能(例えば、人が入ってきたら自動で蓋が開くとか、自動で水が流れるとか)が充実しているケースが多く、高価格帯が中心です。

しかし、最近では、タンクレストイレも機能を絞って比較的低価格のものが出てきているので、値段の差は多少縮まってきていると言えます。

スペースを有効に使えるのは?

タンクレストイレは、タンクが無い分、奥行20センチほど空間が広く使えます
そのため、トイレスペースが狭い間取りの場合は、タンクレスが圧倒的に優位です。

しかし、タンクレスの場合は、別途手洗い器を設置しなければならないため、そのスペースをトイレ内、もしくはトイレ近くに確保できない場合は、手洗いも兼用できるタンク有りトイレにするという選択もありだと思います。

掃除がしやすいのは?

これは、タンクレストイレの方が断然掃除しやすいです。
デザインがすっきりしているので、トイレの裏など隅々まで簡単に掃除できます。

一方で、タンク有りのトイレは、タンクの裏や下などは手が届きにくく、ホコリが溜まりやすくなります。

我が家も今のマンションはタンク有りですが、ダイソンで掃除しようとしても、壁などに引っかかってタンクの下まではダイソンが届かず、結局手を伸ばしてホコリをとっています。

時間短縮になるのは?

時間短縮になるのは、タンクレストイレです。

どういうことかというと、タンク有りの場合は、タンクに水が溜まるまで再度水を流すことができません
朝の忙しい時とかに、もう一回流そうとしたら、チョロっとしか水が流れず、イライラしたことありませんか?笑

その点、タンクレスなら、水道と直結していので、何度でも連続して水を流せます

水圧の影響を受けずどこでも設置できるのは?

これは、タンク有りトイレになります。

タンク有りの場合、タンク内に溜まった水が、洗浄レバーを引くことで開放されて流れる仕組みなので、水圧は全く関係ありません。

一方で、タンクレストイレは水道直結のため、マンションの高層階や戸建ての2階などで水圧が低い場合は、設置できないことがあります
水圧の低さにより、水が勢い流れず、詰まりやすくなるからです。

最近では、水圧の低さを技術(加圧装置など)でカバーできるようになっているようなので、設置できないケースは減っているみたいですが、設置業者さんに要確認だと思います。

停電時は?

停電時に強いのは、タンク有りトイレです。

停電の場合、タンクレストイレは、電気で(洗浄ボタンを押すことで)水を流す仕組みなので、もう流すことはできません

タンク有りトイレは、電気ではなく、シンプルにタンク内の水が流れてくるだけなので、流すことができます。
断水さえしなければ通常通り使えるのが、タンク有りトイレの強みです。

断水時は?

断水時に強いのもタンク有りトイレです。

断水の場合、タンク有りの場合は、断水前に貯めていたタンク内の水で、1回分は流すことができます。

二回目以降は、お風呂の残り湯などがあれば、バケツで流すことになりますが、その際は直接便器に注がず、タンクに入れてから流す方が効果的です。
なぜなら、タンクから水を流す際、各メーカーが研究をして、効率的に汚物を流す位置や角度を計算しています。
同じ水の量でも、バケツで直接便器に注いではうまく流れないこともあるので、タンク経由で流しましょう。
これができるのもタンク有りトイレの強みです。

タンクレストイレだと、残り湯などがないと一回も流せないうえ、残り湯がある場合でも、便器へ直接水を流すことになるため、タンク経由より多くの水が必要になります。

なお、排水管が破損するくらい大規模な災害、地震の場合は、そもそも水を流さない方が良いので注意が必要です。
そのような場合は、災害時用の携帯トイレや、仮設トイレ等の排せつ物を流さないトイレを使いましょう

我が家の決断は?

このようにタンク付トイレとタンクレストイレのメリット・デメリットをまとめてみると、どちらも良い面、悪い面があって迷ってしまいますよね。

それでは、ひろし&みさえ家がどのような決断を下したか!についてですが、それは次回の記事で書きたいと思います。

みさえ
みさえ

テレビのCMまたぎみたいだな、不愉快だ!

ひろし
ひろし

いやいや、決断理由もちゃんと説明したいし、長くなるから記事を分けるだけですよ…。

ということで、次回は、タンク有り無し問題、我が家の決断編について書きたいと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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