皆様、どうも。
ひろし&みさえです。
第69回目の記事となる今回は、キッチンを決めた話の決着編です。
前回の記事の続きとなりますので、読んでいない方はまずこちらとこちらの記事からご覧ください。
金額差無しのはずが、まさかの40万アップ…!
パナソニックショールーム訪問から5日後。
Lクラスの「最安仕様」でラクシーナの「積水ハウス標準仕様」に対抗する作戦が見事成功し、どや顔で過ごしていた我が家に、一本の電話がかかってきました。
相手は積水ハウス営業のシロさんです。
ひろし「もしもし?」
シロさん「お世話になります、シロです。パナソニックショールームありがとうございました。その件でのお電話です。」
ひろし「はい、色々あって思ったより時間がかかっちゃいましたが、無事決められました。」
シロさん「良かったです。キッチンはLクラスにしたんですね!」
ひろし「そうなんですー!ちょっとこだわっちゃって、Lクラスしか対応できないということだったので。」
シロさん「はい、ちょうどパナソニックから見積もりが届きまして、Lクラスにされたんだなーと確認したところでした。お値段はあがってしまいますが、Lクラスはその価値があるキッチンですよ。次回の打ち合わせで見積書をお渡ししますが、先に金額だけお伝えしようと思いまして。」
ひろし「Lクラスにすると普通はお値段はあがってしまうんですよね!我が家の場合、Lクラスの安いパーツを選んだので、変わりませんが。」
シロさん「ん…?えっと、すみません。パナソニックの見積もりを今見ているのですが、ラクシーナの金額と比べると、40万円ほどのアップとなっています。」
ひろし「ふぁっ!?!?!?!?」
激しく動揺するひろし。
Lクラスの「最安仕様」とすることで、「積水ハウス標準仕様」のラクシーナと価格差が無いことは、5日前に確かに確認したはずです。
積水ハウスとパナソニックの間の「割引率」が引き起こした悲劇…。
ひろし「あの…、Lクラスのパーツを安いものにすることで、ラクシーナと変わらない価格まで下げたのですが、40万も高くなってしまっているんですか?」
シロさん「そうですね、40万程度高くなってます…。ちょっと詳細見ますので待ってください。」
ひろし「はい…。」
(待つこと数十秒)
シロさん「あ…。確かに金額同じですね。」
ひろし「ですよね!?」
シロさん「はい、確かに同じですが、それは定価ベースでの金額ですね…。」
ひろし「え!?」
シロさん「えっと、パナソニックさんの商品を積水ハウスに卸してもらう場合、定価から一定の割引があるんです。」
ひろし「はい…。」
シロさん「その割引ですが、商品によって割引率が異なっており、ラクシーナの場合は特に割引が大きいんです。一方で、Lクラスは、ラクシーナに比べると割引があまり大きくなくて…。」
ひろし「な、なるほど…。」
どの商品がどのくらいの割引率なのかは公表されていないので正確にはわかりませんが、例えば、ラクシーナもLクラスも定価は200万円、割引率はラクシーナが5割、Lクラスが3割だとします。
そうすると、
ラクシーナ
定価200万×5割引き=請求金額100万
Lクラス
定価200万×3割引き=請求金額140万
となり、定価は変わらなくても、請求金額(見積金額)に40万の差が生まれます。
確かに、パナソニックのショールームで比較した金額は、あくまでも「定価ベース」でした。
つまり、いくら定価では同じでも、割引率の違いにより、結局Lクラスの方が40万も高い結果になるということです…。
こうして、ひろし渾身の「Lクラスの最安仕様でラクシーナの積水ハウス標準仕様に対抗する作戦」は砕け散ることになりました。
ラクシーナか、Lクラスか、我が家の決断は?
シロさん「どうされますか?Lクラスにされるか、それともラクシーナに戻しますか?」
ひろし「えっと、妻に相談します…。」
急いでみさえに報告。
ひろし「やばい!割引率が違うらしくてLクラスだと40万も高いらしい!」
みさえ「え!やば!」
ひろし「どうしようか…。」
みさえ「そんなんラクシーナでしょ。40万なんて払えるかい!」
ひろし「だよね…。でも、フルフラット天板とか取っ手無し収納扉とかのこだわりポイントは実現しなくなるけど大丈夫?」
みさえ「さすがに40万は無理!天板の端はヤスリで削ったるわい!そして取っ手は引きちぎったるわい!」
ひろし「正しい使用法でお使いください…。(みさえが荒れている…。)」
こうして、二転三転した我が家のキッチンは、結局ラクシーナで最終決定しました。
さようならLクラス。
ようこそラクシーナ。
5記事に渡ってきた積水ハウスとの第2回内装打ち合わせ関係の話もこれで完結です。
しかし、まだまだ決めることは山ほどあります…。
ということで、次回からは、第3回内装打ち合わせの話を書いていきます。
それでは皆様、またね、またね、またね!