【入居後⑩】リビング×スケルトン階段の感想(デメリット編)

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事では、「入居後レポート」の第9弾として、リビングにスケルトン階段を設置した“メリット”について紹介しました。

第161回目の記事となる今回は、第10弾として、逆に“デメリット”を紹介したうえで、リビングにスケルトン階段を設置して後悔しているかどうかを総括したいと思います。

デメリット① ニオイが2階にも広がってしまいがち

スケルトン階段は空気を遮ることはないので、一階の料理などのニオイが吹き抜けを通じて二階にも広がってしまいがちです。

良い香りが心地よい時もあるのですが、ニンニク系の料理など、あまり広がって欲しくない匂いほど広がりやすい傾向にあります。

実際、キムチ鍋のように湯気がでるうえに匂いの強いものを長時間ワイワイと食べていたら、2階にもその空気が充満してしまったことがありました。

そのため、そういった匂いの強い料理をする際は、食べている間も台所の換気扇をしっかり回し続けるなどの対策を行う必要があります。

さらには、2階の寝室の毛布などに匂いがうつらないよう各部屋の扉を閉める、もしくは2階の窓も開けて換気するなどの対策もあわせて必要です。

この件については、食事をするリビングにスケルトン階段(吹き抜け)があるデメリットと言えると思います。

デメリット② リビングの音が2階に届きやすいのでうるさい場合がある

スケルトン階段&吹き抜けは、音を遮断できないので、1階のリビングの声やテレビの音などが2階にも届きやすくなります。

これが家の中の一体感を生むとも言えるのですが、2階で集中して仕事しているときにリビングからのテレビの音や笑い声が気になることはありました。

また、夜寝るタイミングや朝起きるタイミングなどの生活のリズムが家族内で違うときなどは、リビングにいながら2階で寝ている人のことを考慮しながら過ごす必要があります。

生活のリズムや仕事の状況、騒音への感じ方など、ケースバイケースですが、場合によっては大きなデメリットになると思います。

デメリット③ 床暖房が無い場合、寒いリビングになる可能性がある

「冷たい空気は下降し、暖かい空気は上昇する」という性質があります。

そのため、スケルトン階段&吹き抜けを通って2階から冷たい空気がリビングにおりてくるうえに、1階の温かい空気は2階へ流れていってしまうことなります。

我が家のように階段の形に沿ったそこまで大きくない吹き抜けでも、冬場は冷たい空気がおりてきているのを感じました。

そのうえ、試しにエアコンをつけてみましたが、やはり温かい空気が吹き抜けから2階に流れてしまい、リビングを温かくするにはかなり効率が悪く感じました。

これは、デメリットと言えますね。


ただし!

このデメリットに対しては、リビングに設置した床暖房が強い効果を発揮してくれました。

床暖房がある場合は、放射熱で下からじわーっと部屋全体を暖めてくれることから、2階へ温かい空気が逃げていくようなことがありません。

今回、初めてこの家で冬を越しましたが、結局一度もエアコンをつけることはなく、床暖房のみで快適に過ごすことができました。

輻射熱で部屋全体が温まると、2階からの冷たい空気も気になりませんでした。

ということで、このデメリットは床暖房があればかなりカバーしてくれそうです。

デメリット④ スケルトン階段下のスペースの使い方は工夫が必要

普通の階段の場合、階段下のスペースをトイレにしたり収納にしたりというような使い方ができると思います。

しかし、スケルトン階段の場合、階段下も丸見えなのでそのような使い方はできません。

トイレや収納のスペースを別で確保しなければいけないという点ではデメリットと言えると思います。

実際、スケルトン階段の下のスペースは絶妙な高さと狭さなので使い方の難しさはあります。

我が家は観葉植物を置いていますが、例えば本棚を置いたり、スリムなカウンターデスクを置いてミニ書斎にしたりというような工夫が必要だと思います。

【結論】スケルトン階段&吹き抜けのあるリビングに後悔はない

2回の記事にわたってメリットとデメリットを紹介しましたが、我が家の結論としては、

リビングにスケルトン階段&吹き抜けのある暮らしに後悔はなし!

ということです。

多少のデメリットはあるものの、それよりもリビングのアクセントになり、気持ちの良い日光や風を取り入れ、1階と2階をゆるくつなげてくれる心地よさが圧倒的に勝りました。

ということで、これから家づくりを行う皆様は、ぜひ一度ご検討いただければと思います。



次回は、「窓」に関する入居後レポートを書きます。

それでは皆様、またね、またね、またね!

タイトルとURLをコピーしました