【積水ハウス】隠蔽配管のエアコン3台、工事費込みの費用は?

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事のとおり、新型コロナウイルスが流行する中、無事に住宅設備機器が設置された我が家。

第111回目の記事となる今回は、隠蔽配管のエアコン3台が設置された話です。

エアコンは隠蔽配管にすべき?メリット、デメリットは?

着工前の打ち合わせにおいて、積水ハウスから提案されたのがエアコンの隠蔽配管です。

隠蔽配管とは、エアコンの配管を壁の中に隠して外観上は見えないようにする施工方法です。

最大のメリットは、家の外観を美しく保つことができることです。

そのほか、隠蔽配管にすることで、室外機の近くにエアコンを設置する必要もなくなり、設置場所の選択肢が増えるというメリットもあります。
※ただ、室外機からあまりに遠い場所に設置すると冷暖房の効率が下がるので注意が必要です。


一方、隠蔽配管にはデメリットも多くあります。

・露出配管に比べ施工費用が高くなる
・壁の中で水漏れなどが発生すると家の性能に影響するうえ、修理に時間がかかる
・買い替えなどの際に隠蔽配管に対応できるエアコンを選ぶ必要がある
・修理や買い替えの際は、対応できる施工業者に頼むかハウスメーカーに頼む必要があり割高になる 

などがデメリットとして挙げられます。

隠蔽配管か露出配管か、我が家の決断は?

上記のように、デメリットもある隠蔽配管。

しかし、我が家は、露出配管にすると外観上目立ってしまう3部屋、つまり3台分のエアコンは隠蔽配管により施工することに決めました。

外観にこだわった我が家にとって、家の“表側”にエアコンの配管や室外機が設置されるのは耐えられませんでした。

隠蔽配管により、壁の中に配管を隠しながら、人目につかない家の“裏側”に設置した室外機まで繋げられることは、やはり大きなメリットでした。

下の画像は、我が家の隠蔽配管の施工の様子です。

このように、配管が壁の中に収まっているのがわかると思います。
この後、壁を設置すると配管は完全に隠れることになります。

一方で、間取り上、最初から家の“裏側”の壁側にエアコンを設置でき、隠蔽配管にしなくても外観に影響しない2部屋については、露出配管にしました。

下の画像は、我が家の“裏側”にある露出配管と室外機です。

このように、ベルバーンの壁に対し、エアコンの配管がむき出しになっているのがわかると思います。

やはり、これが家の“表側”に来るのはあまり美しくはないですよね。

つまり、我が家は5台のエアコンを設置するうち、露出配管のままで”裏側”に設置できる2台に加え、そのままでは家の“表側”の景観を損ねる3台を隠蔽配管にすることで、全ての配管・室外機を人目につかない“家の裏側”に集中させたことになります。

エアコンは施主支給?ハウスメーカーに依頼?

エアコンは、通常、ハウスメーカー経由で購入・設置をすると割高になるため、施主支給にするケースが多くあります。

我が家も、露出配管とした2台については施主支給にしました。


しかし、隠蔽配管とする3台についてはそうはいきません。

引渡し前の工事の段階で壁の中に配管を通してもらう必要があること、壁の中で水漏れなどのトラブルが起こった際には積水ハウスに保証してもらいたいことなどを考えると、施主支給には出来ませんでした。

積水ハウス経由でエアコンを購入し、内装工事の一環として設置までしてもらったほうが安心です。

そこで、費用が高くなることを覚悟のうえで、エアコン3台+隠蔽配管工事を積水ハウスに頼むことにしました。

積水ハウスによるエアコン3台+隠蔽配管工事の費用は?

それでは、皆さんが最も気になるであろう、費用について書きたいと思います。

まず、積水ハウスにより設置したエアコン3台の簡単なスペックと価格ドットコム上の大まかな値段は以下のとおりです。

・エアコン① 20〜30畳用(パナソニック最新機種) 約23万円
・エアコン② 10畳用(パナソニック最新機種)   約7万円
・エアコン③ 6畳用(パナソニック最新機種)    約5万円 

工事費は含まず、エアコン本体の料金だけで合計約35万円(税込)かかるものが設置されていることがわかりました。
(2020年8月時点での価格ドットコム平均価格から計算)

これに別途、工事費用がかかりますので、もし施主支給によりエアコンを設置する場合は、約35万円+隠蔽配管による設置費用ということになります。


それでは、上記3台を積水ハウス経由で購入し、隠蔽配管による取付工事をするにあたっての見積もり金額はというと、、


約54万円(税込)


でした。

積水ハウスの見積もりでは、エアコン本体だけの値段は記載されておらず、工事費込みの値段表示だったので、本体の費用でいくら差が出たのかはわかりません。
また、隠蔽配管の工事費用も、家の間取りによって変わってくるかもしれません。

しかし、上記くらいのスペックのエアコン3台を隠蔽配管で積水ハウスに設置してもらった場合の大体の目安としては、参考にしていただけるかと思います。


さらに、この約54万円は特に割引がない場合の当初見積もりです。


パナソニック製のエアコンを設置する場合、キッチンやお風呂などの他の住宅設備機器をパナソニック製のものにしたり、エネファームをパナソニック製のものにしたりすることで、割引をしてもらえることがあります。


我が家は、パナソニック製で多く揃えたこともあり、約54万円という見積もりから、約8万円の割引をしてもらえました。

つまり、実際にエアコンで支払った額は、


約46万円(税込)

です。

※我が家と同じようにパナソニック製で揃えたとしても、他の製品を割引してもらった場合などは、エアコンの割引がない場合もありますのでご注意ください。


ハウスメーカー経由で頼むと凄く高いと言われますが、今回の我が家の場合は、施主支給しても合計約35万円(税込)かかるエアコン本体に、3台分の隠蔽配管による設置費用込みで46万円(税込)なら安い方かなーと思いました。

ただ、露出配管で施主支給する2台分は別途用意しなきゃいけないので、家中のエアコンを揃えるには結局60万円近くかかりそうですが。

家づくりにおいて、エアコンの費用は地味に高いので、皆さまもお気をつけください…。


ということで、本日はエアコンの話でした。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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