皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。
前回のこちらの記事では、「入居後レポート」の第10弾として、リビングにスケルトン階段を設置した“デメリット”について紹介しました。
第162回目の記事となる今回は、第11弾として、スイング窓についてレポートしたいと思います。
積水ハウスのスイング窓はこんな感じ
我が家には、縦長のものや正方形に近いものなど、いくつかスイング窓があります。
これは正方形に近い小さいスイング窓↓
形は様々ですが、どれも手元のレバーをくるくる回すと、ゆっくり外に開いていきます↓
網戸は、窓の外側ではなく内側についています。
それでは、このスイング窓の入居後レポートを行います。
引き違い窓よりも空気を取り込む力が格段に高い
実際に使ってみて非常に感じるのが、スイング窓の空気を取り込む力の強さです。
引き違い窓の場合、下図のように風が通り過ぎてしまいます↓
一方、スイング窓の場合、下図のように外側に開いた窓が空気をうまくキャッチして部屋の中に取り込んでくれます↓
そのため、小さいサイズのスイング窓でも、引き違い窓よりどんどん空気が入ってくるように感じています。
短時間で部屋の中に新鮮な空気を取り入れることができることから、とても便利です。
角度の調整で視線を防ぎながらの換気が可能
窓を開ける際は、基本的にはカーテンも開けた状態にすると思います。
そうすると、引き違い窓の場合は、思いっきり部屋の中が見えてしまいます。
実際に住んでみると、周囲の視線などが気になってしまい、結局なかなか引き違い窓を開放できないのが現実でした。
一方でスイング窓の場合は、くるくるとレバーを回し、少しの角度だけ窓を開放することが可能です。
その場合、斜めの限られた角度からしか部屋の中が見えないうえ、見える範囲も非常に狭いことから、気にすることなく開けることができています。
1階で通行人などが気になる場合や、2階でお隣さんの窓やベランダが近い場合などでも、スイング窓なら視線を防ぎながら換気が可能です。
これが実際かなり便利で、我が家の窓の開放ランキングをつけたら上位3位は間違いなくスイング窓が独占します。
防犯力が高い(人が侵入できる大きさではない)ので開放しやすい
スイング窓が開放ランキング3位を独占する理由はもう一つあります。
それは、スイング窓は大小ありますが、小さめのものは基本的に人が入れる大きさではないからです。
泥棒は玄関をピッキングして入ることもありますが、無施錠の窓から侵入することが多いと聞きます。
そのため、人が侵入できるような窓は、怖くて長時間開けっ放しにすることはできません。
その点、小さなスイング窓の安心感は抜群で、特に2階の小さなスイング窓なら外出時に開けっ放しにしておいても問題ありません。
大きな引き違い窓なども解放感があって気持ちいいですが、小さめのスイング窓はかなり実用的だと感じています。
いかがでしょうか。
実際に暮らしてみるまでは、上記のようなスイング窓の良さは気が付きませんでした。
特にコロナ禍の現在は、換気の重要性が高まっていますし、その傾向は今後も続くと思います。
スイング窓は、効率的に外の空気を取り込むことができるうえに、角度の調整で部屋の中が見られづらかったり、人が侵入できないなどの理由から開かずの窓になる可能性も少なく、家の中を換気するにあたって非常に強い味方となってくれると思います。
家づくりをしている皆様は、ぜひスイング窓もうまく駆使しながら、快適な換気生活が送れるように工夫してみてください。
次回は、窓の配置についての入居後レポートを書きます。
それでは皆様、またね、またね、またね!
※本記事が、広島住宅総合館さんのHPで紹介されました。
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