駐車場の傾斜が急すぎる?勾配を下げるために追加費用が発生!

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事に書いたとおり、ついに着工し、早速基礎が完成した我が家。

美しい基礎に安心する一方で、実は追加費用が必要になる事件が発生していました。

そこで、第99回目の記事となる今回は、駐車場の傾斜に関する話です。

着工から数日後、現場監督からの電話

着工から数日。
ちょうど基礎の型枠まで完成し、コンクリート打設が近づく頃、現場監督から電話がかかってきました。


現場監督「駐車場側の屋外の排水管のことでご相談したいのですが、今大丈夫ですか?」

ひろし「あ、はい(嫌な予感)」

現場監督「駐車場側の排水管ですが、通常の深さにすると、駐車場に勾配をつけないと配管が地面から露出してしまうことになりそうです。」

ひろし「ほう…(ちょっと何言ってるかわからない…。)」

現場監督「駐車場のコンクリートを施工する際に配管をすっぽり隠すためには、配管が隠れる高さまで駐車場の角度を高める必要があり、駐車場の傾斜が急になります。」

ひろし「一般的に、駐車場から配管が飛び出ているのはおかしいですよね?(飛び出ていると車で配管ぶっ壊しそうだよね。)」

現場監督「そうですね…。配管が飛び出ないようにし、かつ駐車場の傾斜を急にならないようにするためには、配管自体をより深い位置に埋める必要があります。」

ひろし「それが良さそうですね。できるんですか?」

現場監督「基礎のコンクリート打設前なので対応可能ですが、排水管の深さを変更すると追加費用が発生します…。」

ひろし「え!どのくらいですか?(勘弁してくれよ…)」

現場監督「おそらく10万円以内かと思いますが…。」

ひろし「ほう…そんなにかかるんですね。(高い、高すぎる…)」

現場監督「大変申し訳ないのですが、屋外の排水管につながる部分の基礎に穴を開ける必要があるため、コンクリート打設前にご判断いただけると…。」

ひろし「わ、わかりました。(あと2日くらいしか時間ないじゃねーか。汗)」

駐車場の傾斜を低くするために屋外排水管を深く埋める理由

上記の会話だけではわかりづらいですよね?

そこで、今回の我が家で起きている事態をわかりやすく図示してみました。

まず、こちらがこのまま工事を進めた場合の我が家の駐車場の状況です↓

水色の部分が屋外の排水管です↑
現状では、地中の浅い位置に配管がひかれることから、地上へ露出する部分が高くなっています。
そのため、それを埋めるように駐車場を施工するには、このように駐車場に傾斜をつける必要があります。

次に、排水管を深く埋めるように変更した場合の我が家の駐車場がこちらです↓

このように配管自体を地中に下げたことにより、地上に露出する部分が低くなっています。

そのため、それを埋めるように駐車場を施工しても、急な勾配にはなりません。

駐車場の勾配は2%程度が理想

ちなみに駐車場を完全にフラット(水平)にすることはお勧めできません。

なぜなら、水はけが悪くなり、駐車場内に水たまりができてしまうからです。
水はけの悪さはコンクリートの痛みを加速させてしまうため、ある程度の傾斜は必要になります。

一般的に、理想の勾配は2%程度らしいです。
つまり、5m進んで10㎝高くなる程度です。

このくらいの勾配であれば見た目上はフラットに見えます。

ちなみに勾配が急すぎると、見た目が悪いだけでなく、駐車時にある程度アクセルを踏み込む必要が生じたり、場合によっては車の底を擦ってしまったりということもあるようです。

我が家の決断は?

我が家の場合、このまま工事を進めても車の底を擦るレベルにはならなそうですが、それでも傾斜が急な駐車場になるのは気分が良くありません。

一方で、10万もの出費は痛い…。

しかし、もし将来的に急な勾配を後悔しても、それを直すためには駐車場のコンクリートを壊すところから始めないといけなくなります。
それに、家の基礎には屋外への排水管につながる部分に穴が開けられているので、その位置を後から深い位置に下げて穴を開け直すなんて出来るのだろうか…。

迷ったあげく、やはりこのタイミングしかない!ということで、排水管を深い位置に変更してもらうことにしました。

排水管を深い位置に変更することにより大きな追加費用が発生…。

後日、積水ハウスから、屋外給排水工事変更に伴う追加・変更工事注文承り書が届きました。

どうやら排水管を20㎝程度深い位置に変更した模様。

気になる費用は、



9万9,000円(税込)


大幅なコストアップとなってしまいました…。

5万円くらいで済まないかなーと期待していた気持ちを見事に打ち砕く金額。
高い、高すぎるー。

し、しかし、これで我が家の駐車場の傾斜が理想的になったと思えば、仕方ないか…。

コンクリート打設後、屋外排水管の部分を見に行ってみた

基礎にコンクリートが打設された際、この屋外排水管の部分を見てきました。

TOP画にもなっていますが、これがその部分の写真です↓

深い位置に変更しなかった場合は、ちょうど基礎の真ん中あたり(細い緑色のテープのあたり)に穴が開けられて、基礎と排水管が繋がっていた感じだと思います。

結構深い位置に排水管が埋まっているのがなんとなくわかりますよね。

これに10万かかるのかよ!と思ったそこのあなた!

我が家が一番そう思っているのでご安心ください。泣


それにしても、駐車場の傾斜問題は本当に盲点だと思います。
駐車場の広さは気にしても、角度なんて普通考えないですよね…。
特に、外構をハウスメーカー以外の業者にお願いする方は注意です。
ハウスメーカーの工事が全て終了し、外構業者が工事を始めた段階になって様々な問題が判明することもあるようなので…。
ハウスメーカーと外構計画のことも共有し、さらには駐車場の角度もぜひ確認しましょう!


ということで今回は基礎工事中に起こったコストアップ事件についてのお話でした。

まだまだ工事は始まったばかり!

引き続き、このブログで工事の進捗を書いていきます。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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