【衝撃】コロナの影響で大和ハウスが新築戸建の工事を休止に…。

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

第88回目の記事となる今回は、本来であれば積水ハウスとの外構打ち合わせの続きを書くところでしたが、衝撃的なニュースが入ってきたのでそのことについて書こうと思います。

なんと、大和ハウスが全国の施工現場の工事を休止すると発表しました。

これまで新型コロナの影響は、資材や住宅設備の不足程度に収まっていたが…。

これまでも、新型肺炎コロナウイルスは、戸建住宅の建築に影響を与えていました。

しかし、それらの影響は、

・中国からの供給がストップされたことによる資材不足
・中国の工場に部品等を頼っていたトイレ、お風呂、キッチンなどの住宅設備機器の不足

など、「物がないから進められない」というような内容がほとんどでした。

そして、それに対しては、こちらの記事にもかいたとおり、国土交通省が一部の住宅設備機器が無くても工事完了を認めるような措置をとるなどして対応してきました。

しかし、今回は、「物が無い」ではなく、「コロナで人が危ない」という理由による工事中止のため、事態はより深刻です。

大和ハウスが施工する全国の工事が5月10日まで中止に!

4月17日(金)に飛び込んできたニュースによると、大和ハウスは、全国の施工現場において、工事を5月10日まで中止するとのことです。

戸建や賃貸マンション、店舗や事業用施設などあらゆる物件が対象で、施主の理解が得られたものから順次休工していくようです。

これまでこういったコロナによる工事の中止は、いわゆるゼネコンが手掛ける、公共設備や規模の大きな商業施設の建設現場に限られていました。

しかし、本日、大和ハウスが中止を発表したことにより、より私たちに身近な戸建住宅にもその影響が広がっていくことが予想されます。

ハウスメーカーの中で大和ハウスがいち早く工事の休止を決めた理由は?

我が家が建築中の積水ハウスを含め、コロナの影響により戸建建築現場を全国で一斉に休止したハウスメーカーはこれまで聞いたことがありません。

なぜ大和ハウスがいち早く工事の休止を決めたのか、そこには2つの理由があるのではないかと思います。

理由① 大和ハウスの社員に感染者が複数名発生している

大和ハウスの発表によると、社員に感染者が複数名判明するなど、危機的な状態となっているとのことです。

このような状況の中、政府が緊急事態宣言を出すなどの社会情勢をふまえ、感染防止に全力を注ぐという企業としての責任から決断したと思われます。

理由② 休止に耐えられる企業としての体力がある

戸建の建築現場をストップさせるということは、当然、完成・引き渡しも遅れます。
ハウスメーカーは、完成・引き渡しを行って初めて施主から資金を受け取ることができます。

つまり、完成・引き渡しが遅れれば遅れるほど、ハウスメーカーはお金が入ってこない状況が続きます。

小さな工務店の場合、それだけで資金が回らなくなり、最悪の場合、会社が倒産する恐れもあるでしょう。

しかし、大和ハウスグループは、住宅部門に限らず、多角的に経営しています。
そのため、企業としての体力が非常に強固で、簡単に潰れることはありません。

全国の現場を一斉に休止するという、ある意味で英断ができたのは、こういった企業としての体力も背景にあると思われます。

建築現場だけでなく、全国のモデルハウスも閉鎖

大和ハウスでは、緊急事態宣言期間中は、建築現場だけでなく全国のモデルハウスも順次休業し、新規の来客を受け付けないことも発表しています。

新規の顧客を一定期間受け付けないということは、熾烈なハウスメーカー間の顧客獲得競争を考えるとかなりマイナスになると思いますが、これも英断ですね。

緊急事態宣言が全国に広がり、みんなが外出を控える状況の中、今モデルハウスを開けてもお客さんが来ることが無いという判断かもしれません。

社員に不要不急の接客をさせないという意味でも、良い判断だと思います。

積水ハウスの新型コロナウイルスの影響は?

積水ハウスで戸建てを建築中の我が家。
あと2か月以内には完成・引き渡しとまさに工事も佳境に入っています。

今のところ、積水ハウスは工事の休止等を発表していません。

しかし、緊急事態宣言が出てから社員を在宅勤務に切り替えており、出社は業務上必要な場合に限っているそうです。

実は、その影響は徐々に出てきています。
今後記事にしますが、先日、工事現場の不備に我が家が気づき、現場監督に電話しました。

現場監督からは、「設計者と営業担当に確認して折り返す。」ということでした。
これまでこのような問い合わせをした際の折り返しは、大体2時間~3時間、遅くても翌日にはかえってきていました。

しかし、今回折り返しがかかってきたのは4日後でした。

設計者、営業担当共に在宅勤務で、会社に保管されている資料の確認がすぐにできなかったようです。

急ぎの問い合わせではなかったので問題ありませんでしたが、これもコロナの影響だなと感じました。



いかがだったでしょうか。
ハウスメーカーの最大手ともいえる大和ハウスが今回休止を発表したことで、今後追随するハウスメーカーが出てくるかもしれません。

施主としては、予定通りに工事を進めてほしいですが、作業員や大工さんのコロナ感染も心配…。
非常に複雑な気持ちです。

今後コロナ関係で、積水ハウスになにか動きがあれば、またここで報告します。

次回は、本来の家づくりの内容に戻り、積水ハウスとの外構打ち合わせの続きを書きます。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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