【入居後⑬】2階水回り(風呂・洗濯機)の間取りに後悔なし!

家づくり

皆さま、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事では、入居後レポートの第12弾として、「窓を役割に応じて意図のある配置にした結果」について紹介しました。

第164回目の記事となる今回は、第13弾として、2階水回りについての入居後レポートをしたいと思います。

我が家が2階水回りにした理由

我が家が水回りを2階にした理由は、広いリビングの確保&建築コストカットを実現するためです。

建築コストをカットするためには、できる限り「総2階」にするのが良いと言われています。

総2階とは、2階建ての建物で、1階と2階の面積がほとんど等しいもののことを言います。
建物の構造がシンプルになるうえに、基礎や柱など構造部や屋根材、壁面が最小限で済むことから、施工費や材料費などを安く抑えることが可能になります。

しかし、通常、家はリビングのある1階部分が大きくなりがちです。

我が家も、一番長く過ごすことになる1階リビングは出来る限り広くしたいと考えました。

さらに、我が家の場合はピアノ教室を行う可能性があることから、リビング以外にピアノの部屋を1階に確保する必要があります。

そうなると、総2階に近い構造にするにはもう1階に余剰スペースはなく、水回りは2階にするしかありませんでした。

それでは、実際に2階水回りの家に住んでみて感じたことを入居後レポートします。

1階に生活感がなく、人を呼びやすい

水回りといえば、洗濯機や洗面台、脱衣所やお風呂など、思いっきり生活感の出る空間になると思います。

これらの水回りや寝室などを割り切って2階に集中させることで、1階は生活感が出ず、シンプルモダンですっきりしたお洒落空間にすることができました。

実際、1階には歯ブラシや洗濯物やバスタオルなど、お客さんにはあまり見られたくないものが一切ないので、安心して人を呼べていますし、急な来客があってもバタバタと隠す必要などもありません。

夫婦共に仕事が忙しいときなどは2階の生活空間が多少荒れてしまうこともありますが、2階にあがらせない限り、他人に見られることがないので問題ありません。

これが気持ち的に本当に楽で、大きなメリットだと思っています。

「洗濯する→干す→片付ける」の導線が楽

洗濯物を干すのは基本的に2階のベランダ等という方が多いのではないでしょうか。

2階のほうが日当たりが良いうえに、近所や通行人から洗濯物を見られる可能性も少なくなるので、我が家も2階で干しています。

2階水回りの場合、洗濯機も2階になるので、重い洗濯物をもって階段を上がる必要がありません。

また、クローゼットも2階にあることから、そのまま2階で片付ければOKです。

このように2階で一連の作業が完結することから、家事導線が非常に楽になっています。

実際に暮らしてみて、このストレスがないことも大きなメリットに感じています。

なお、2階に洗濯機を置くと、洗濯中の振動が1階まで伝わってきてしまうという声をたまに聞きますが、少なくとも積水ハウスのシャーウッドではそのようなことはありませんでしたのでご安心ください。

安心で心地いいお風呂&脱衣所が実現

お風呂や脱衣所が1階にある場合、通行人等の目などが気になり窓を開けることができない、またはそもそも窓があると覗かれやしないか心配という人もいると思います。

その点、2階の場合はすぐ横を誰かが通るというようなこともないので、安心して窓を設置できるうえ、時には窓を開けることも可能です。
※2階でもお隣さんの窓の位置が近いと開けづらくなるので事前にしっかり確認しましょう。

実際暮らしてみて、お風呂でのぼせそうな時に少し窓を開けるとひんやりとした外の空気が入ってきて本当に気持ちいいです。

さらに、お風呂場で鼻歌を歌っても通行人に聞かれる心配もなく、リラックスできる空間になっています。

1階に手洗い場が必要

1階に水回りがある場合、帰宅後の手洗いうがいなどは洗面台で行えばよいですが、2階水回りの場合は1階に別途手洗い場が必要となります。

その分、費用面で多少プラスになってしまうという点においてはデメリットかもしれません。

しかし、こちらの記事で紹介したとおり、玄関近くに別途手洗い場を設けることはメリットも多いので、トータルではマイナスではないと思います。

老後は少し心配

2階水回りの最大の心配は、老後だと思います。

2階建ての家でも、足腰の弱くなった老後は1階部分だけを使い平屋のような生活をすることになっていくと思います。

しかし、水回りが2階にある場合、そのような暮らし方はできません。

お風呂に入るために階段をあがる必要があるのは非常に不便に感じることでしょう。

しかし、我が家夫婦の年齢を考えると、おそらくそれは40年以上も先の話になります。

そのころには家を建て替えるかもしれませんし、そもそも介護施設に入るかもしれません。

確かに老後は少し心配ですが、さすがに今からそこまで先のことを考えて間取りを決めるのは勿体ないですよね。




ということで、我が家は2階水回りにして本当に良かったと思っています。
おかげで1階に満足できる広さのリビングとピアノ部屋も確保できました。

最近では2階水回りもかなり一般的になってきたようですし、ぜひ参考にしていただければと思います。

それでは皆様、またね、またね、またね!

タイトルとURLをコピーしました