皆様、どうも。
ひろし&みさえです。
第49回目の記事となる今回は、いよいよ積水ハウスと契約手続き編のpart1。
まずは、設計士さんによる重要事項説明です。
また、実際に施工を中心的に担う、積和建設という今後注目を浴びるであろう建築会社のことを紹介します。
契約の前に、建築士による重要事項説明。
さて、いよいよ積水ハウスとの契約書にサインする日を迎えました。
少し正装の我が家の前に現れたのは、設計士さん。
こちらの記事で書いたとおり、今回積水と契約することになったのは、素晴らしい外観を再提案してくれたおかげでもあります。
丁寧にお礼を言うと、「こちらこそ、ご契約ありがとうございます!」を爽やかに返してくださいました。
なお、営業マンのことは「シロさん」と呼ぶことにしましたが、今後も度々登場するであろう設計士さんのことは、「風間さん」と呼ばせていただきます。
風間さんは、一級建築士の免許を持っています。
建築工事請負契約を結ぶ前に、建築士の資格をもった人から、契約にあたっての「重要事項説明」をしなければいけないルールになっているということで、来てくださったようです。
風間さんが「あやしいものではございません。笑」と1級建築士免許を示したあと、説明が始まりました。
この「重要事項説明」ですが、めちゃめちゃ簡単にいうと、「誰が、どこに、どうやって、どのような建物を建てるのか」という説明です。
細かな数値の入った平面図や、建物や基礎の断面図なども見せていただきながら、私たち素人にもわかるように丁寧に説明してくださいました。
積水ハウスグループの積和建設による施工。
さて、積水ハウスと契約したあとに、実際に誰が工事を担うのかというと、「積和建設」という積水ハウスが100%出資している施工部門の子会社と積水ハウス指定工事店です。
積和建設は2019年1月31日時点で、積水ハウスの戸建を累計2,425,372戸施工した実績があります。
「積水ハウス」と契約したのに、実際に現場に行ってみると、「積和建設」だったり、積水の指定工事店である地元の「〇〇工業」や「〇〇建設」などが工事しています。
そんなんじゃ積水ハウスと契約した意味ないじゃん!と思うかもしれませんが、積水ハウスが厳しい基準を設けてチェックしているので手抜きなどはできません。
厳しい基準設定と手抜きをさせないチェック機能を積水ハウスが担っていると考えるとわかりやすいかもしれません。
「積和建設」と直接契約もできる!信頼度と技術力が抜群のお得なローコストメーカー!?
「積和建設」という積水ハウスの施工部門の存在を始めて知った我が家。
それだけ積水の高品質な家を建てた実績があるなら、「積和建設」が独立してもやっていけるんじゃない?と思ったら、まさにその通りでした。
既に、「積和建設」として「積和の木の家」などの自由設計の新築注文住宅を全国に展開しています。
HPを見てみても、「積水ハウスグループのノウハウと技術を、あなたの一邸に。」ということで、積水ハウスグループで施工してきた実績がアピールされています。
しかも、気になるお値段は、積水ハウスよりも圧倒的に安い!
最近の記者発表で、積水ハウスグループとしても、この「積和建設」の営業に今後どんどん力を入れ、より全国に展開していくとありました。
こういった動きの裏には、ハウスメーカーの激しい競争があります。
積水ハウスグループとしても、これまでどおり高級志向の「積水ハウス」だけではいずれ限界が来るとみて、「積和建設」というローコスト層にもアピールできるような家を売り出し、両面から家を売ることでさらに業績を伸ばしていきたいようです。
積水ハウスと積和建設の違いは?
完全に予算オーバーの中、積水ハウスと契約した我が家。
あれ?積水ハウスと契約しても結局「積和建設」が家をつくるなら、直接「積和建設」と契約したら安くなったんじゃないか?と思いましたが、決してそうではないようです。
なぜなら、積水ハウス独自の技術や材料は、積水ハウスと契約した人にしか使えないことになっているからです。
例えば、我が家が惚れ込んだ30年メンテナンスフリーの最強外壁「ベルバーン」も、当然、積水ハウスと契約した人しか使えないそうです。
つまり、同じ積和建設が建てるから実績も信頼もあるけど、「積水ハウス」のような性能の家を建てたいなら、ちゃんと積水ハウスと契約してね!ということです。(確かに、そうじゃないとみんな積和建設と契約しちゃいますよね。笑)
しかし、世の中にどんどんローコストハウスメーカーが出てきて競争が激化した今、どこが潰れてしまうかはわかりません。
将来にわたる保証が重要な家の購入においてハウスメーカーが倒産することほど怖いことはありません。
そういった意味では、バックに積水ハウスがついている「積和建設」は、潰れる可能性が極めて低く、かつ、積水ハウスグループということから施工の信頼度や技術力が抜群ということを考えると、今後さらに注目を浴びていくと予想されます。
ということで今回は、重要事項説明書の説明と、その中で出てきた「積和建設」についての話でした。
次回は、「建築工事請負契約書」へのサイン、そして契約書の内容説明を受けて発見した積水ハウスの凄さを紹介していきたいと思います。
それでは皆様、またね、またね、またね!