竣工(施主)検査!傷や不具合は?事前準備から当日の流れまで。

家づくり

皆様、どうも。
ひろし&みさえです。

前回のこちらの記事のとおり、植栽工事まで完了し、すべての工程が終了した我が家。

そこで、第122回目の記事となる今回は、竣工検査(施主検査)を行った話です。

4か月間の新築戸建て工事もついに竣工

振り返れば、2月頭の地縄張りから工事が開始され、基礎工事、躯体工事、外装工事、内装工事、外構、植栽まであっという間だった気がします。

工期は、予定通り4か月。
新型コロナウイルスの影響もある中、きっちりと工期を守るあたり、さすがは積水ハウスという感じです。

現場に行く度に、家が出来上がっていくのが本当に楽しく、この4か月は間違いなく「現場確認」が我が家の“趣味”となっていました。

今回、竣工を迎え、家が完成したことが嬉しい反面、ずっと完成してほしくないような、そんな不思議な感覚にもなりました。

竣工検査と施主検査の違いは?

竣工検査と施主検査という2つの言葉があって違いがわかりづらいですよね。

「竣工検査」は、工事が完了した後、正しく施工されているか不具合がないかなどを施工会社や工事監理者などが検査することで、その中で、特に施主が立ち会って行われる検査を「施主検査」と呼びます。

誰がチェックするのかに違いがあるだけで、しっかり家ができているかを確認するという意味では目的は一緒なので、ほぼイコールの言葉と思っておいて問題ないと思います。

施主検査の事前準備は?

施主検査について、我が家が準備したものとチェックしようと夫婦で話したポイントは以下のとおりです。

<準備したもの>
・最終図面
・メジャー
・iPhone(写真撮影用)
・付箋(傷の目印用)

<チェックポイント>
・図面どおりに施工されているか
・設備機器は注文書どおりのものが設置されているか
・目立った傷はないか
・床や階段がきしんだりしないか
・全てのドアや窓がスムーズに開くか
・電気や設備のスイッチがちゃんと作動するか
・コンセントの位置や数などがあっているか

我が家の場合、何度も何度も現場見学をして見てきているため、大きな施工ミスは無いはずです。

しかし、いよいよ家が渡される前の最後のチェックと言われると多少気合も入ってしまいます。

夫婦で協力して1つずつチャックしよう、気になったことは遠慮せず伝えよう、と話していると、嫁みさえが手を前に出してきました。

夫ひろし「え?なに?」

嫁みさえ「えい、えい、おー!をやろうぜ」

夫ひろし「…。(無言で手を差し出す)」

ひろし&みさえ「えい!えい!おー!」

夫ひろし「なんだこれw」

嫁みさえ「よーし。じゃあ次は円陣組もう。」

夫ひろし「もういいからw」

こうして、施主検査に向けて一致団結を図る我が家であった…。

施主検査開始!の前に、現場監督による設備機器の説明!

6月頭、ついに施主検査の日を迎えました。

現場へ到着すると、現場監督の高倉さんと営業担当のシロさんが待っていました。
早速4人で中へ。

いよいよ、施主検査開始!と緊張する我が家。

高倉現場監督「無事に竣工を迎えられました、ありがとうございます。お二人にご確認いただく前に、私から設備機器の説明をさせてもらいますね。」

どうやら、施主検査の日に、設備機器の説明を行ってくれるようです。(もしくは引渡しの日に説明してくれるパターンもあるようです。)

ここから、怒涛の説明ラッシュが始まりました。

・食洗器の使い方
・レンジフードの使い方、洗い方
・インターフォンの使い方
・人感センサー付き照明の調整の仕方
・ブレーカーが落ちた時の対処の仕方
・洗濯機の設置の仕方
・お風呂場のリモコンや乾燥設備などの使い方
・ドアの開け閉めの際の注意点
・窓の開け方、ロックの仕方
・床暖房の使い方
・宅配ボックスの使い方 

などなど約1時間の説明です。

施主検査に体力を残しておきたい我が家。笑
それに、絶対に覚えられる気がしないので、iPhoneの動画に収めさせてもらいました。
なにかわからないことがあったらあとで見返す予定です。

説明を聞きながら、注文書どおりの品番の設備機器が設置されていることや、問題なく動くことの確認ができたので、これもある意味で施主検査の一環ですね。

施主検査を実施!

現場監督からの設備機器説明が終わり、ついに施主検査を行うことになりました。

夫ひろし「そ、それでは始めさせていただきます。」

嫁みさえ「そんなにかしこまらなくてもw」

慎重に見て回る我が家。
念のため、パシャパシャと写真も撮りながら回ります。


しかし、きっちり夫の目を持ってしても、特に施工ミスはなく、目立った傷などもありません。

そもそも、普通なら施主検査で指摘するようなミス(過去の記事で書いたような外構階段の手すり施工問題や塀破壊事件など)を事前の現場確認ですべて指摘済み・対応済というのが大きかったかもしれません。

また、以前のこちらの記事で触れたとおり、積水ハウスが事前に傷のチェックをしてくれているというのも要因かと思います。

ということで、非常に順調に進む施主検査。

結局、窓やドアのガタつき、床や階段のきしみ、コンセント位置の誤りなどは無く、家全体で3か所ほど多少目立つ傷があったものの、指摘事項はそのくらい。

指摘箇所は引渡しまでに直してくれるとのこと。

我が家のチェックに要した時間は家の中全体と外構含めて1時間。

前日に円陣まで組んだ我が家(笑)にとっては、拍子抜けするほど早く終了しました。

施主検査で気づけなかった傷などはどうなるのか?

夫ひろし「あれ?皆さんチェック時間はこんなもんですか?」

現場監督「うーん、施主様によりますが、今回は早いですね。」

夫ひろし「あ、やっぱりそうですかwうーん、ちゃんと傷とか不具合を見つけられたか不安になってきました…。」

現場監督「実際に住んでみないと気付かないことも多いですからねー。引き渡し後、3か月点検までは私が見に来ますので、何かあればそこで言ってもらえれば大丈夫ですよ。3か月以降もカスタマーでちゃんと対応していきますし。」

勝手なイメージで、引渡しで現場監督とはお別れと思っていたので、引き渡し後3か月点検まで窓口になってくれるということに安心しました。

また、「施主検査で気づかなかったら最後。それ以降の不具合や傷は施主の責任。」的なスタンスでは全くなかったので、肩の荷がおりました。

そうなると、施主検査では、不具合や明らかな傷などはしっかり指摘する必要はあるものの、小姑のように細かな傷まで指摘するというよりは、今後もなにかあったらお願いします、というような現場監督との信頼関係を築いておくことが大事な気がしました。

最後に確認完了のサインをし、特に大きな問題もなく無事に終了した施主検査。

引き渡しは、予定通り1週間後の午前10時で確定です。



ということで、いよいよ引渡しが近づく我が家。
次回の記事は、引渡し前に向けて“火災保険”を契約した話です。

それでは皆様、またね、またね、またね!

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